しかし、今回ご紹介します５１００形５１０１編成については鉄道線であります広電西広島～宮島口間および市内線（広島駅～広電西広島）を運行しておりまして、広島駅～宮島口間を従来使用されている５０００形「グリーンムーバー」らとともに直通で運行されております。
この５１０１号に関しては、当初は千田車庫所属でありましたが、宮島線の沿線利用者から「宮島線にもこの電車を走らせてほしい」と言う要望が多くあった事などから、５１０１編成は千田車庫所属から宮島線の車両が所属する荒手車庫所属となっておりまして、従来の５１００形５１０２編成以降の編成とは違った姿が見られます。尚、その５１０１編成の転属によります代替としまして、千田車庫には５０００形５０１２編成が千田車庫に転属されております。
さて、今回広島駅にて５１０１編成を見る事ができました。この電車は「広島観光インフォメーション電車」と呼ばれるラッピング列車となっておりまして、平成１９年に施されております。車体には、広島市内の平和記念公園・原爆ドーム・縮景園・広島城、そして廿日市市の宮島の大鳥居と厳島神社などの写真が部分ラッピングされておりますし、車内には広島地区の観光地や文化施設などの案内板も設置されておりまして、まさにインフォメーション電車らしさが出ている車両であります。
この電車の行先は、画像では見にくいですが「２ 宮 島 口」と表示されております。やはり昼間の撮影でありましたので、残念ながら見にくいとは思いますが、画像１・２の早朝や夜間時ならば、より詳しくは見られていたのかもしれませんね。
私も、今回も含め広島訪問時には何度も「グリーンムーバーＭＡＸ」を利用させていただいていますが、今回宮島線バージョンの５１０１編成に関しては初めて撮影する事ができましたし、このように宮島線直通列車として運行されている姿も撮る事ができた事はよかったと思っております。とにかくこうして撮影する事ができた訳ですので、今度はこの５１０１編成に乗車できればとも思っております。
