この「まめバス」とは、前回もご紹介しましたが、佐世保市の大野地区住民の移動手段確保を目的として運行を開始したもので、以下の表にもあります3路線で運行を開始しております。
才牟田線(大野~才牟田) 瀬戸越団地線(淀姫神社前~ポンプ場上) 岩下洞窟線(淀姫神社前~岩下洞窟前)この路線の運行区間は、それぞれ約2~3キロの路線、本数も4往復の運行でありまして、交通弱者の方の移動手段確保に大いに役立っているのではないでしょうか。
その「まめバス」に使用されている車(社番・K035)は、前回もご紹介しました上の画像及び以下画像のトヨタハイエースであり、乗車定員は12名の車でありまして、西肥バスでは「超小型乗合バス」と表現していまして、あくまでもバスである事を実感しております。
そんなトヨタハイエースが本務車として「まめバス」に使用されている訳ですが、この「まめバス」にも予備車が存在しております。
それが画像の日産キャラバンで、元はシルバータクシーの車であったものです。
特徴としましては、運賃箱などのワンマンバスに関したものが追加されているなど、車内に関しても若干変化が生じているようです。それにしても、登録ナンバーが「佐世保300」ナンバーと言うのがまさに元がタクシーらしさが出ている部分ではないでしょうか。尚、社番はK035の続番であるK036を与えられております。
今回佐々町の北部営業所で見る事ができましたが、見ていてかつての姿を残すべく、「まめバス」の予備車らしさが出ているのではないかと思いました。やはりこの車の稼動している機会は地元の方でもあまり見る機会がないのではないかとも思いますが、こういった車も「まめバス」の車として存在している事を覚えておきたい方は覚えていただければとも思いますね。