番外 別府市内・及び周辺で活躍しています!亀の井バス自社発注低床バス4種のご紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 大分県別府市とその周辺を運行します亀の井バスと言いますと、画像のような中型の路線バスが多く見られておりまして、特に当ブログでもこれまでもご紹介しております上の画像の日野レインボー(いずれもU-RJ3HJCA)を中心に、現在も20年以上経過しました車が見られておりまして、中には幕式行先の他にもLED行先も見られるようにもなっております。
 
 それでも、徐々にではありますが、それだけ経過している事もありまして廃車は進んでいるようでありまして、その代替車両にはこれからご紹介します低床バスが導入されているのが現状でもあります。
 
 その低床バスと言いますと、後述の自社発注車あれば以下画像のように移籍車も見られているのが現状でもありまして、画像のこちらも日野レインボー(大分200か・824、KK-RJ1JJHK)に関しましては昨年移籍導入された車でもあります。
 
 この車は、元はいわくにバスでありまして、山口県岩国市内で運行されていたものでありました。いわくにバス(←岩国市交通局)時代には以下画像にもありますように「島耕作バス」として運行されていた車(山口200か・178)でありましたが、その後ラッピングが解除されまして、青一色で運行されておりましたが、その後いわくにバスからは除籍されておりました。
 
 特徴としましては、大きな特徴が4枚折戸・黒サッシである事であります。確かに上の画像のいわくにバス時代の姿を見ましても、特徴にマッチしている事もお分かりいただけるのではないかと思います。

 
 
 さて、ここまで日野レインボーのツーステップ・ワンステップバス(移籍車)に関しましてご紹介しましたが、ここからは自社発注の低床バスに関しましてご紹介します。

 亀の井バスの自社発注の低床バスと言いますと、PART2でもご紹介しておりましたように、いすゞエルガミオリフトバスを2台(画像は大分230あ・502、PDG-LR234J2改)導入しておりまして、別府医療センターなど医療機関へ運行される路線や、循環バス「ぐるっと」としてもこの車は運行されております。

 また、それ以外にも西日本車体(西工)架装車も存在しておりまして、平成8年よりワンステップ車が導入されております。画像の車は、平成18年に導入されましたPB-規制車の日産ディーゼルスペースランナーRMのワンステップ・スロープ付きの車(大分200か・280、PB-RM360GAN)、
 
 平成21年に導入されました、PDG-規制車の同じく日産ディーゼルスペースランナーRMのワンステップ・スロープ付き(大分200か・426、PDG-RM820GAN)と言った車が導入されておりまして、別府市内の路線を中心に活躍する姿が見られております。
 

 さて、ここからご紹介しますのがノンステップバスのご紹介であります。
 

 亀の井バスでは、平成27年よりノンステップバスを導入しておりまして、毎年のように各3台ずつ導入されております。平成27年・翌平成28年導入車に関しましては日野レインボー2(いずれもSKG-KR290J1)による導入となっておりまして、平成27年に大分200か・683~685が、
 
 (大分200か・684)
 
 平成28年に大分200か・721~723がそれぞれ導入されておりまして、古参車の置き換えや低床化に大きく貢献しております。
 
 (大分200か・722)
 

 そして、昨年にはいすゞエルガミオ(SKG-LR290J2)が導入されておりまして、亀の井バスのエルガミオに関しましては上の画像のリフトバス以来7年ぶり、またこのタイプに関しましては西鉄グループ初の導入となっております(現時点では他には西鉄バス北九州のみ)。
 
 (大分200か・838)
 
 (大分200か・840)
 
 この車は、他の事業者のエルガミオ・日野レインボーと同様、角目1灯・AMTを装備しております。このAMTに関しましては、坂道区間が多い別府市内及び郊外におきましても適しているようでもありますが、その分他事業者でも導入されてもいる訳ですので、この導入は良かったのでは?とも思う所でもありましょうか。

 この時は、鉄輪方面別府リハビリテーションセンターへの7番系統で運行されておりました。やはり医療機関へ運行されている事もありまして、車椅子利用者もいらっしゃるのではないかとも思われますが、その車椅子のスロープも装備されておりますので、こういった路線へこういった車で運行されるのもまさに適していると言ってもいいのではないかとも思いますね。
 
 (行先)
 

 ご紹介しておりますように、亀の井バス自体既に低床車両自体も20年以上前より導入されておりますので、その分利用しやすい環境は早くから見られていた事もわかります。しかも、3年前からはノンステップバス導入へと至っている訳でもありますので、その分古参車両の置き換えも進んではいるようであります。とにかくこのようにバリアフリーも進んでいる訳でもありますので、これからも別府市内及び郊外の足としての活躍を願う所でもあります。
 
 (注)今回の掲載は、平成29年にPART2で掲載していた内容を、最新情報を含め再構成して掲載を行っております。