河野しゅんじのブログ -5ページ目

グローバル戦略

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宮崎国際大学を訪問。1年から3年までの授業の様子を視察し、永田雅輝学長をはじめ教員や学生と意見交換させていただきました。






平成6年の開学以来、日本で初めて全ての授業を英語で行うとともに、1クラス20人までの少人数制によるアクティブ・ラーニング形式を採用。英語によるコミュニケーション能力と、多面的な思考力の向上に取り組んでおられます。県としても、今後、グローバル戦略を展開するにあたり、より連携を深めていきたいという思いでの訪問。





英語での授業、ディスカッション、プレゼンなど、学生の様子を見ていると、大したものです。特に、日本人学生同士で英語で話すのは、相当やりにくさがあるのではないかと思いますが、徐々に慣れていき、壁を超えているようです。将来が楽しみ。

今後、宮崎県の国際化に貢献したいと、学生の代表からプロジェクトチームの立ち上げを提案いただきました。心強い限りです。






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香港のEGLツアーズの袁文英社長をお招きして、インバウンド講演会を開催。
EGLツアーズは訪日旅行の取扱が香港ナンバーワン。「みやざき大使」をお願いしている袁社長には、香港から多くの観光客を宮崎に送ってくださっています。

今年4月に香港を訪れた際、今後、さらに香港からのお客様の満足度を高め、さらなる誘客を図るため、袁社長に本県での講演をお願いしたところ、快く引き受けてくださって今回の来県となりました。







今年上半期の訪日外国人は、前年同期比46%の伸びで914万人。5年後の2000万人という目標を前倒しで達成することは、間違いない状況となっています。香港からの観光客も、今年は初めて100万人を超す見込み。本県としても、香港をはじめとして急増する訪日外国人をしっかりと受け入れていきたいところ。


今日の講演では、袁社長の楽しい、飽きさせない話の中に、おもてなしの心を徹底すること、サプライズの演出によりお客様に感動、感激を与えること、香港のお客様の好みや望むもの、受け入れる側の心構えなど、様々なヒントや刺激をいただきました。大変お忙しい中での来県、心より感謝申し上げます。



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女子サッカーチーム「Dream Spread FC宮崎」が県庁に。25日から大阪府堺市で開催される第20回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会に初出場されます。




強豪ひしめく九州大会で、見事に準優勝(優勝は大分トリニータレディース)。九州第2代表としての全国大会出場は、実に素晴らしいこと。誠におめでとうございます!


全国大会は、トーナメント戦のノックアウト方式。初戦の相手は、3年連続4度目の出場となる関西第1代表のFC VICTORIES。これは相当な強敵です。


キャプテンの決意表明をはじめ、いろいろ話を聞いていて、宮崎の〈なでしこ〉たち、とても明るく元気一杯。きっと初めての全国大会でも、強敵相手に頑張ってくれることと思います。


今頃、彼女たちは、宮崎カーフェリーに乗船して神戸に向かう洋上。台風の影響もなく良い航海となり、万全の準備で土曜日の初戦に臨まれるよう祈っています。
頑張って!



次世代施設園芸団地の竣工式

国富町にて、JA宮崎中央による次世代施設園芸団地の竣工式が行われました。
朝からの土砂降りがピタリと止んで、集出荷施設内で竣工式が行われる頃になると、青空ものぞいていました。まさに宮崎の農業の恵み、ひなたのチカラ。幸先良いスタートです。





 



この事業は、日本の半分以下の農地面積で世界第2位の農産物輸出国となっているオランダの施設園芸に学んだもの。次世代の施設園芸を導入するモデルとして、全国10か所で整備が進められてきました。富山県に次いで、本県が全国で2番目に完成。10か所のうち7か所でトマトを栽培し、本県では、冬場の生産量日本一を誇るピーマン、キュウリを扱います。

大規模に施設を集積し、ICT技術を活用した高度な複合環境制御による高収量・高品質生産や、木質バイオマス暖房機による化石燃料からの脱却を図り、JAの担い手育成プログラムと連携して次世代の大規模経営の担い手を育成します。以下の写真で、ずらり並んだ白い紡錘形の設備が、木質ペレットによるバイオマス暖房機。


 



ここでの成果を県内他産地に波及させ、新たな施設園芸産地の整備に取り組むとともに、全国の、さらには世界のモデルとなるような施設園芸を確立していきたいところです。

シーガイアトライアスロン2015

シーガイアトライアスロン、台風が近づく厳しい条件の中ではありましたが、無事、大会が開催され、何とか私も完走できました。





私は3年ぶりの出場(2年前は、愛媛県での全国知事会に向かうため、朝イチのスイムのみ参加)。
ワクワクしていたのですが、台風の影響で海が荒れているため、前日の段階で早々にスイムが中止となり、
<ビーチラン1km→バイク40km→ラン10km>というデュアスロン形式で実施されました。

<スイムしか練習していない私>は、一体どうしたらいいのか(笑)? 4月など、2日に1回くらいのペースで泳いでいたのに。。。
スイムを楽しんで、後は、ひたすら事故やケガのないよう耐えて、とりあえず完走を目指すというプランでした。バイクに至っては、ちゃんと乗るのは3年前のこの大会以来というお寒い状況。前日の夜は、あまり雨風が強いようだと、棄権(DNS)も考えようかと考えていたところ。

本県がトライアスロン日本代表の練習拠点となり、また、エイジランキングの対象となって初めての大会であり、美しい自然と走りやすいコースでのトライアスロンを楽しみに来県される選手の皆さんには、本当に残念です。この条件の中でも、それぞれの選手にとって思い出深い大会となったことを祈っています。


朝、マリーナに行ってみると、やはり相当な荒波。確かに、これはとても泳げたものではありません。






レース前の集合写真。私が所属するトライアスロンチームでも(写真上)、県外から参加されたトライアスロンチームでも(写真下)、私の色の白さが際立ってしまいます。<ウォーリーを探せ>の必要なし。練習や準備の差が明白(笑)。
それでも、どうにかこうにか、トライアスロンの現場に戻ってくることができたことに感激、感動しつつ、いつガス欠になるか心配しつつも、しっかり楽しませていただきました。





スタートの5分前、1参加者たる知事として挨拶をさせていただき、最初のカテゴリーのスターターを務めました。




久しぶりのトライアスロン。自分自身、テンパっていたもので、この挨拶で、うっかり言い忘れたこと。レースが終わった今、改めてお伝えしたいと思います。
この大会の開催に尽力いただいた役員等の皆さん、レースの途中で盛り上げてくれたボランティアの皆さんなど、全ての関係の皆さんに感謝申し上げます。ボランティアの学生にも、途中、どれだけ力をいただいたことか。台風が接近するギリギリの状況において、多くの皆さんの献身的なご努力で、おかげさまで、素晴らしい大会となりました。


スタート直前の表情と、ビーチラン。1kmはなかったと思いますが、ここで無理はできません。相当、足腰への負担も大きいビーチラン。アップのつもりで、ゆっくりと。








ビーチランを終えて、バイクのトランジションへ。もうすでに、体にかなりきてます。ゴール!と言いたくなる気分。というか、実際に「ゴール!」と叫びながら(笑)。





そして、かなり恐る恐るだったバイクパート。何せ3年ぶり。
・タイヤがパンクしませんように。
・口の開いてしまったバイクシューズ(20年前に買ったもの)が、壊れませんように。
・強風や雨、カーブなどで落車したりスリップしたりしませんように。
・ランになってから、足を残してますように。
などと、様々なお祈りを捧げつつ(笑)。


でも、1週回目はかなり長く感じたものの、2周回目でバイクに乗る感触を思い出して、最後は、少しだけですが、以前のような<攻め>のライディングができたかなという手応え。






めでたくランパートに突入。これで少なくとも完走はできると、ホッとしたところ。どれだけバイクのパンクや事故が怖いんだという感じはしますが(笑)。
それでも、かなり体温が上昇しているのが感じられましたし、最後にガス欠になってもいけないと、あくまでも慎重に。エイドステーションごとに水分補給もし、水を頭からかぶったりもし。







左は、私の政務秘書が撮ったゴールシーン。なぜ横から? 斬新なアングルです(笑)。



レース後、トライアスロンチームのメンバーと。私も結構足にきていましたが、この場で足がつっていた人も。




記録自体は、あまり意識していませんが、とにかく完走。めでたし、めでたし。
仕事の関係で、確実にこの大会に参加できると見込めないのが難点ではありますが、来年の大会を目指して、スイム以外の種目についても、また頑張ってみようかという気になっているところです。






以下の2枚は、綾順博さんに撮っていただいた写真。いい感じです。もしかしてアスリートかもと思わせるものがあります(笑)。綾さんのフェイスブックよりお借りしました。
その他、今回のブログでは、知人等の写真をお借りしました。それぞれの皆さんに深く感謝申し上げます。







雨風が心配されたこの日、結局、途中、かすかにパラパラきたときもあったものの、ほぼ雨に降られることなく終わりました。スタート前には、少し日が差してきたりも。日焼け止めの用意がなく、焦ったのですが、トライアスロンチームの方にお借りしてあたふたと塗って、レースに臨みました。
しか~し! やはりほとんど日焼けしていない肌にはダメージだったようですし、左腕は、塗り残しだったのか、真っ赤になってしまいました。





この日は、トライアスロンを終えて1時に帰宅。シャワーを浴びて、ご飯を食べ、2時からオルブライトホールにて、延岡市出身の本田誠人さんの脚本による舞台「蛍の頃」へ。
この舞台が、アフタートークも含め4時半頃に終わり、その後は、5時から村上三絃道のディナーコンサート「絃と弦」がmiccダイヤモンドホールにて。
それぞれ素晴らしい舞台で、感動もしたのですが、慌ただしくも充実した今日1日のスケジュール自体が、トライアスロンのようでした。