河野しゅんじのブログ -6ページ目

夏の高校野球宮崎大会

夏の甲子園に向けた宮崎県予選、いよいよスタートです。
運動公園に向かう車中では強い雨も降っていたのですが、到着したころにはほぼ止みました。いつ降り始めるかと心配しつつではありましたが、何とか天気がもって、サンマリンスタジアム宮崎で開会式を行うことができました。





開会式が始まる前、ホームベースの後ろのあたり、係員やお手伝いの高校生たちが、スポンジで水たまりの水を取っておられました。こうした多くの方々のお力で高校野球が支えられているのです。
高校球児として、感謝の思いを忘れず、存分にプレーして欲しいと願っています。


  





 




春の甲子園、3年連続で本県勢が出場できなかったこと、その九州沖縄代表が全て初戦敗退したこと、福井県勢に初優勝の先を越されたこと等々、悔しいことばかり。おまけに新幹線まで通って(笑)。
県代表が最後に甲子園で勝ったのは、2年前の8月21日、延岡学園と花巻東の準決勝。随分昔のことです。悔しい!  夢の全国制覇を目指して頑張ろう!と、来賓祝辞のはずが、檄を飛ばしてしまいました。




高校野球100年という節目の年。最高の舞台で、宮崎県代表のチカラを見せつけて欲しいものです。
開会式後、各チームごとに球場前で記念撮影。たまたま私が目にしたのは、去年の優勝校日南学園。
全てのチームの健闘を祈っています!




細島港国際物流ターミナル

<1>
国と県で整備を進めてきた「細島港国際物流ターミナル」の供用式。連日、これでもかというように雨が降り続いているこの時期にしては、(奇跡的に?)天候に恵まれ、青空の下で行われました。良かった!
本県選出の国会議員5人全員に出席いただきました。




上の写真、背景に赤と白のガントリークレーン2基が写っています。あちら側が既存の14号岸壁。これまでは、コンテナ貨物とバルク貨物(石炭、原塩等)が混在し、大型船の競合等により入港制限や調整を行うなど、非効率な荷役が課題となっていました。


そこで、このたび国の事業で水深13メートルの17号岸壁を整備し、こちらではバルク貨物を、14号岸壁では引き続きコンテナ貨物を取り扱うこととし、荷役の効率化を図ることとしました。また、コンテナ船とバルク船が同時に入港しても対応可能となります。
さらに、17号岸壁に県の方で埠頭用地を整備することで、荷役作業スペースを確保し、増加する貨物需要に対応することが可能となります。




細島港は、国際的な大企業が近接し、外国とのコンテナ貨物定期航路が開設されていることなどから、県内で最も貿易額の大きい港。コンテナ取扱量も年々増加しています。東九州道や北方延岡道路など、高速道路の整備の進展と相まって、「九州の扇の要」として、ますます重要性が高まることが期待されます。

  高速道路の整備を背景として、細島港というインフラを整備することによるストック効果は、企業立地の増加や、後背地における森林林業の活性化等、とても大 きなものがあります。国交省も全国のモデル事例の1つとして取り上げていただいており、先日は、経済財政諮問会議で報告されたとのこと。とても誇らしいこ とです。うれしくなって記念撮影。 
 




このところ本県では、交通・物流インフラの整備が大きく前進するニュースが相次いでおり、とてもありがたいことです。地方創生のトップランナーを目指す本県にとって、強い追い風。しっかり有効活用し、地域振興に結びつけていきたいところです。


このとき、ふと空を見上げると、太陽の周りを取り囲む虹!ハロ現象「日暈(ひがさ)」というそうです。これは幸先良い吉兆! 
「日本のひなた宮崎県」。ひなたのチカラをいただいています。





供用式のテープカットに参加したゆるキャラたちと記念撮影。この写真を撮るとき、10人くらいカメラを構えたうちの1人が発した言葉が、「は~い、笑って!」。
残念ながら、その言葉の効果は私だけにとどまりました。ゆるキャラは、いつも笑顔ですから(笑)。





カメラマンという職業柄、思わず言ってしまったのかなと思いつつ、いやいや、その場を和ませるための高度なテクニックだったのかなと勘繰ったり。いずれにせよ、ゆるキャラたちも初体験だったに違いありません(笑)。


ちなみに、みやざき犬と一緒にポーズを取っているのは、日向市のキャラ「カムくん」。なかなかキリッとした顔立ち。ゆるキャラ界のイケメンです。記紀編さん1300年を記念して誕生。よく考えると、初代天皇とされる神武天皇がモデルですので、大胆なキャラ&ネーミングではあります。


帰りがけの車内から中国木材の製材工場等を撮影したところ、たまたま右下の方に、供用式を終えて向上に向かわれる堀川保幸会長の姿が写っていました。今日お話をうかがうと、第2期工事(集成材工場)も順調に進んでいるとのこと。会長が、全国のモデルにしたいと言われる日向工場。大いに楽しみです。
国際物流ターミナルも完成したことだし、<さぁこれからだ!>と闘志がメラメラというところでしょうか(笑)。








<2>
供用式を終えて県庁に戻り、世界最大規模のクルーズ会社であるロイヤル・カリビアン社のジョン・F・ターセック副社長にお会いしました。
油津港に16万トン級のクルーズ船受入が可能となったことを受け、現地視察と今後の展開に向けた意見交換のため、マイアミ本社から初めて来県されたのです。
予定をオーバーして1時間以上に及んだ意見交換。ムダの無い的確な説明とポイントを突いた鋭い指摘、極めて優秀なエグゼクティブです。




同社は、5年前に上海に進出したばかりですが、アジアのクルーズ市場が急拡大。今は世界の売上の1割を中国の乗客が占めているとのこと。


博多港、八代港に続いて、油津港で16万トン級の受入が可能になったことを高く評価していただきました。そして、中国での需要が、比較的短期間のクルーズで、行先と して日本や韓国が人気であることなどを考慮すると、九州のこの3港がクルーズ受入の拠点になることを期待しつつ、さらに将来の22万トン級への対応や、 倍々ゲームで伸びるクルーズ需要に応じた受入体制の強化について打診がありました。


一方で、中国ではほとんど知られていない宮崎の知名度をどのように上げていくか、乗客満足度を高めるため、買物や飲食、観光等でどのような魅力をアピールしていくかなど、今後の課題についても指摘がありました。宿題をたくさんいただいた感じです。





ダイナミックに拡大するクルーズ市場。その波をどのように受け止め、活力を取り込んでいくか。
優れた港湾環境と恵まれた立地条件により、本県にこのような可能性が開けていることに感謝しつつ、スケールの大きな発想で、スピード感をもって取り組む必要がありそうです。





<3>
夕方の大淀川。青空が広がり、ホッとする美しい眺めです。
久しぶりに、雨に降られることなくジョギングできました。













しいたけひぃくん

<1>
みやざき犬「しいたけひぃくん」がデビュー! 今日の乾しいたけ生産者大会で、お披露目されました。
(この写真は、お披露目前だったので、控室での撮影になってしまいました。)




「ほだ木」を腰に下げて得意のポーズ。効果音は………「ニョキーン!」でしょうか?
ひぃくん史上初のズボン(オーバーオール)着用。なかなかお茶目で、いい感じ。


このデザインは、2年前に新しいかぶりもののデザイン募集をしたときの優秀作品。作者は当時、中学生で、下のようなイラストでした。腰に下げた刀のような「ほだ木」が、いい味を出しています。
最優秀賞の「神楽ひぃくん」に続き、ついに実物が登場することとなりました。



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全国第2位の生産量を誇る宮崎県産の乾しいたけ、しっかりPRを!
はい、私も頑張ります(笑)。





福島原発後の風評被害や消費低迷により長く価格が低迷していた乾しいたけ(kgあたり2000円台)は、昨年秋より価格が回復傾向にあります。直近では4000円台に。天候不良による不作や植菌量の減少等を背景とした品薄によるものとはいえ、元気の出る数字です。
最近では、県内の道の駅などで、中国人観光客が「爆買い」する姿も見られるとか。生産基盤を強化しつつ、しっかり消費の拡大やPRに努めていきたいと思います。


今年9月、ミラノ万博に本県が出展する際は、宮崎牛に加え、乾しいたけも現地でアピールする予定です。和食の「旨み文化」を代表する食材。世界的な和食への注目度が高まっている勢いに乗って、乾しいたけの認知度を高めていきたいところ。








乾しいたけは3種類あるんですね。
成長程度の違いから、肉厚でかさが開ききっていない「冬菇(どんこ)」と、薄手でかさが開いている「香信(こうしん)」、両者の中間的存在の「香菇(こうこ)」。いずれも中国での呼び方を取り入れたものとのこと。



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<2>
「2014ダンロップフェニックストーナメント」のチャリティ益金130万円を、「ふるさと愛の基金」に寄附いただきました。




これは、出場選手のサイン入りグッズ販売の益金や、プロアマチャリティトーナメントの益金、募金箱などによるもの。
社会福祉協議会を通じて、草の根の福祉活動の振興や、社会福祉施設の整備等に活用されます。
関係の皆様に、心より感謝申し上げます。



昨年の覇者、松山英樹選手が、先日の米国男子ツアー(ザ・メモリアルトーナメント)で5位に入ったり、3位だったジョーダン・スピース選手が、大会直後のオーストラリアオープンで優勝するなど、この大会に参加した選手の活躍が目立っています。出場選手のサイン入りグッズは、まさに<お宝>です。



<3>
「父の日に牛乳(ちち)を贈ろう」キャンペーン。
FAOが6月1日を「世界牛乳の日」としており、これに合わせて国内でも「牛乳の日」と定め、6月を牛乳月間として消費拡大等の活動を行っています。その一環として、宮崎県酪農青年女性連絡協議会では、「父の日」と語呂合わせのキャンペーンを展開し、PR活動に取り組まれています。また、「毎月1日は牛乳の日」という取組も。






本県は、肉用牛のみならず酪農も盛んで、飼養頭数も生乳生産量も全国15位。
しかしながら、宮崎市の1世帯あたり牛乳の消費額は全国41位、乳製品は38位と低迷しています。ちなみに、牛乳の全国上位は、京都市、鳥取市、松江市、広島市、奈良市と続きます。どういう事情で、このようなランキングになっているのか、何かヒントになるような取組があるのか。

栄養豊富で、食生活を豊かにする牛乳・乳製品。その消費をもっと拡大することにより、酪農の振興に加え、健康づくりや地産地消の推進など目指していきたいと思います。