要約コメント・公開用2「唯識入門」 | 「生身感覚同期」⇒「写楽」

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「光還元⇒自然同期」の「気づきの促し」⇒「ウツシ」「転写」「翻訳」の働き作用 「写楽」とは「転写」を楽しむ事です。

要約コメントです。

公開用2「唯識入門」3時間6分20秒

「唯識入門講座―本とDVDで考える本当の生き方」横山紘一2010年9月1日

第1章  “唯識”を学ぶ(“唯識”の教理“唯識”の歴史)

第2章 “唯識”に生きる(ヨーガ(瑜伽)の実践深層心からの浄化)
第3章 “唯識”を活かす(他人と自分菩薩として生きる)

横山 紘一(よこやま こういつ、1940年(昭和15年)- 2023年(令和5年))1月9日。法名は一如 1997年興福寺で得度

タイトルの「DVDで考える本当の生き方」とは、横山紘一氏自身の「探求旅行」のキーワードでした。

 

「始まりの無い、はじめから、終わりのない、終わりの中で、いま、ここに存在するイメージ図」

「柳澤桂子氏」の「心訳・般若心経」を思い浮かべ図をイメージとして見ていくと、なんとなく「自我機能同期」でもわかるのではと思います。しかし、こうして伝えるている事も「言葉」「文字(映像)イメージ」遊びなのです。

「体感覚知」は現象化しません。「お話の世界の事」です。

依他起性(えたきしょう)
 私たちは、生まれたその時から、他によって生かされている存在です。息を吸うことも血液が流れることも、私が意識して動かしているのではなく、勝手に動いてくれます。何気なく見ている景色も、自分が見ようと思わなくても見えています。
 

「唯識入門講座」
 上の図は、「『自分』という存在を真ん中の丸で囲って描いていますが、その『自分』が、いま・ここにこうして存在するためには、どれほどの自分以外の『他の力』が、すなわち縁が原因となって関与してきたか、また、いま関与しているかを図にしたものです。
 まず、縦の線は、時間の経過の中での因果を表したものです。36億年前に地球に生じた一滴の根源的いのちから、ないし類人・原人・旧人・新人と発達し、近くは両親に至り、その両親の精子と卵子との結合によって自分の存在がはじまり、そして出生し、成長し、さらに環境・教育などの影響を受けて、いま・ここに『自分』が存在するのです。
 また、遺伝子の面から見ますと、私は両親から生まれ、その両親はまたそれぞれの両親から生まれ、---とさかのぼっていきますと、もう無量無数の祖先と関係し、したがって私の染色体の中にある遺伝子は無量無数の生命の遺伝子とのかかわりによって形成されたことになります。
 次に、時間を止めて横の線の因果を考えて見ましょう。まず右の線についてですが、私の身体は60兆の細胞から形成されています。そして、その数多くの細胞からこれまた数多くの器官・筋肉・神経などによって身体は構成され、維持されています。
 次に左の線をさかのぼっていくと、いまこの部屋にいることができるのはこの床があるからであり、この床はさらに建物、大地、地球に、さらに地球は太陽に、太陽は別の天体に支えられています。このように因果の鎖をどんどんさかのぼっていくと、この『自分』は宇宙の果てとも関係していることがわかります。
 この図に意識を凝らしてみましょう。このように見ていくと、『自分』以外のもう無量無数の縁によって生きている、否、生かされてあるということに気づくとき、では、『自分』というものは一体なにか、自分という『もの』が本当にあるのかと問い直してみましょう。すると真ん中に円で描かれている『自分』という言葉で語られた『もの』は消えてしまいます。そこを、仏教は縁起の故に無我であると言い、<唯識>は依他起(えたき)の故に無我であると説くのです。
 <唯識>は、『縁起』、すなわち『縁によって起こる』という表現を、『依他起(えたき)』、すなわち『他に依って起こる』と言い換えました。」

 

タイトルの「DVDで考える本当の生き方」とは、横山紘一氏自身の「探求旅行」のキーワードでした。この事は「偉い人」「有名人」に付着する人々の「写し」「転写」「翻訳」の現象化でもある事には誰も気づけません。「身代わり」「入れ代り」が「如来・去来」しているのです。

「刷り込み⇒刻印付け」現象の「物語」「ストーリー」の典型的な「お話しパターン」です。視聴者は「思い込み」「信じ込み」で「信じて」「行じて」いく「自己満足」でしかありません。現実現象を見ればわかる事です。

「偉い人」「有名人」の文言は格好の「不安の補完先」なのです。