１６日の土曜日に平成中村座（同朋高校体育館）に行ってきました。
こういう劇場でない場所での演劇鑑賞は人生初。座布団席というのも初。
この座布団というのを危ぶんで、私は腰痛を少しでも良くしておこうと整体に行き、
少しは良くなった状態で迎えたわけです。
想像以上に過酷だった。私は昼の部が３列目の真ん中らへん。夜の部はその１列後ろ。
なかなか良い席で観ていた訳ですが、だいたい遠征組とか荷物の多い人や、ご年配の
私より足腰の悪い人たちでひしめいていた。
演目がとても魅力的だったので、座布団はつらいより観たいが勝ってしまったのでしょう。
みんな、立ち上がる時とか、観劇中もつらそうにしていて、私だけではないと頑張れた。
１３時半過ぎに昼の部が終わり、夜の部の入場が１４時４５分。外に追い出されたは良いが、
日陰が無い。すっごく良い天気で暑いし、ごった返していた。
休憩スペースとか作ってほしかった。街中と異なり、休める喫茶店みたいなところも
見つけられなかった。一週前だったら極寒の中、この１時間ちょっとを外で待っていたのかな。
本当に雨風しのげる待機場所を用意してもらいたいと思いました。
体育館はとても広かったです。私の通っていた高校の体育館も広かった気がしたけど、
その１・５倍くらいはあったと思う。そんな中に１２００人くらい入っていた様です。
トイレに行くにも行列だし、ごった返していた。でも昼夜で３回トイレに行った。
生徒が利用できる食堂があって、今時の学校はいたせりつくせりだなぁって思った。
毎日４００円で、毎日食べている子とかいるのかな？
私のお目当ての「喜多村緑郎さん」の日本駄右衛門と源義経を観れて良かった。
特に弁天の方の日本駄右衛門の方は、大きくて貫禄があって、声で芝居が締まって感じた。
七之助さんも奇麗でかっこ良かった。
夜の部の四の切は勘九郎さんが狐忠信でした。個人的には勘九郎さんのセリフを
たくさん聴きたかったので、ちょっとこれでは物足りなかった。
執行猶予中の猿之助さんの方が個人的にはやり過ぎていて好き。
やっぱり人に化けた子ぎつねなので、幼稚なくらいやり過ぎて欲しい。
勘九郎さんの昼の身替座禅は、色気が今ひとつ足らないから、単調な展開なので
飽きてくるんですよね。俳優の色っぽさで観れる演目だと思っているので
今後はよっぽどじゃないと観ないかも。
勘九郎さんは声がとてもいいので、気風のいいセリフがいっぱい聴きたい。
楽しかったし、観れて本当に良かったのが一番の感想ですけど、座布団席であれば
もう行かない。せっかく治りかけていた腰痛が悪化したからね。
中村公園駅まで無料シャトルバスでピストン輸送とあったけど、もう大行列で、
果たしてバスに乗れるのかと不安になって、駅まで歩いたら意外と近かった。
外にいた時間が長かったせいか、ひどい結膜炎になりました。
今日は薬局で結膜炎用の目薬を買おうか迷って、なぜか止めてしまった。
持っている目薬を使い切ろうと踏みとどまった。
今月はチケット代を始め、本当に出費が多くて、節約しなきゃと思えてきた。
しかし、来月は美容院のヘアカラーチケットを買わなきゃだし、その次は住民税。
節約しようにも出ていく予定が次から次へと現れる。
もっと時給の良い派遣先を探すべきでしょうかね？
悩めるアラフィフ派遣社員です。
では、また。