国名:イスラエル
発行年:1970~1977年(昭和45年~昭和52年)
銀品位:0.900
重さ:26.00g
イスラエルではいっぱい銀貨が発行されておりまして、種類は数え切れないぐらい膨大です。そして特段プレミア無く地金で入手できるものが多いので今の時代、銀現物を入手したい方はイスラエル銀貨収集が非常にお勧めですね。
こちらはピディオン・ハベン・シェケルと呼ばれる銀貨の5枚セット。
この聞き慣れない言葉、どうやらユダヤ教では長男が産まれると額面5シェケルを神に捧げないと駄目みたいで、その習慣?しきたり?を指す言葉がピティオン・ハベン・シェケルです。この儀式に用意する5枚のシェケル銀貨がセット販売されていました。
お祝い用の縁起物って感じでしょうか。めでたい銀貨です。
結構大型のしっかりした銀貨なので5枚並ぶと迫力があります。ケースにもバリエーションがあってなかなか高級感がありコレクションとしても大変面白いシリーズ。このセットはたまにしかオークションに流れて来ないのでイスラエルコイン収集は目が離せません。ユダヤの民はコインへのこだわりが半端ないので、そんな彼らが造った銀貨の質感を確認する作業はなかなか楽しいものがあります。
アッバース朝時代の金貨425枚、イスラエルで発見 1200年前のものか
先日イスラエルの発掘場でアッバース朝の金貨が出土したとのニュースがありました。425枚!!なんと1キロ弱出たらしいです。東ローマ帝国の金貨も混じってるとか。そして発見者は10代のボランティア少年!!
当時の価値としてこの金貨1枚で牛や馬一頭、全部合わせると首都に大豪邸を建てれる程の金額なんだとか。一体誰が何の為にここに埋めておいたのでしょう。約束の地には夢とロマンと財宝が溢れてますね。そりゃもう奪い合いの係争地になっても仕方ありません。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通聖地ですからもうあの地・あの座標は何かあるマジヤヴェー地です。