日本人の生活と神道! | 皇后八幡神社のブログ

皇后八幡神社のブログ

広島県三原市須波西にある「皇后八幡神社(こうごうはちまんじんじゃ)」のブログです。

神道は日本の風土から生まれた日本固有の民族宗教です。

 

日本人は自然のいたるところに神を感じ、崇拝してきました。

 

しかし、自然崇拝は神道の一面であり、神道は自然の法則を重視

 

する宗教なのです。普段の何気ない動作や行動にも神道の影響

 

は色濃く残っています。

 

日常生活の上では、年中行事の初詣などが挙げられます。

 

日本人は神道を宗教儀礼というよりも、習俗や慣習の一つ

 

として考えています。

 

その土地に産まれると「氏神の氏子」となり、氏神とは、その土地

 

を守護している神のことで産土神ともいいます。その氏子となるた

 

めに、初宮参りをし、氏子の一員となる。こうした人生儀礼は、

 

神社を中心に行われています。神社は日本人の生涯にとって

 

不可欠な存在なのです。

 

人間が生活する上で欠かせない衣食は、「日本書紀」などに登場

 

する月読尊(つきよみのみこと)と保食神(うけもちのかみ)の神話

 

にその起源が求められます。また掃除のときのハタキは、神職が

 

穢れを祓う神事を行う際の大麻(おおぬさ)と共通するものがあり

 

ます。このように神道は日本人の生活の中に根強く生き続けて

 

います。