蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)とは七十二候の啓蟄(けいちつ)
の初候で3月6日から10日までを言い冬籠りの虫が出てくるという
意味です。
土の中で冬籠りをしていた虫や動物たちが、暖かさを感じて外に
出てくる頃ということです。今回の蟄虫啓戸は、秋分の蟄虫坏戸
(むしかくれてとをふさぐ)と対になっています。暦の中ではその
時々に動植物がとる行動がよくあらわされていますね。
この時期は一雨ごとに暖かくなると言われていますが、三寒四温
で、雨の日は朝暖かく、日中は寒いです。今日は一日中曇り空で
寒い日になりました。明日は晴れるようなので、陽の照る日中は
暖かいかもしれませんね。とはいえ、今日は寒いです。
虫さんも風邪をひかないようにね。