自宅の花。
ミツバチをコイコイと誘って、
天高く枝を登らせています。
耳を澄ますと
ぷ~んって何処からともなく
虫の音が聞こえてきます。
ミツバチさん、仕事お疲れ様。
花の綺麗な春の晴天の下でした。
人も動物も仕事や生活へ必死になっているとき、
他の人の話に耳を傾けられなくなったり、
自分のことしか話せなくなったりします。
周りに目を向ける力が低下している証拠で、
メディア離れが発生し、インターネットの
SNSで情報収集することが多くなって
目立ってきた「エコーチェンバー現象」に
近いものがあります。
「エコーチェンバー現象」とは、
自分の声が反響音として帰ってくることで、
似た価値観の人・情報だけを選別して
自分の世界観を強化していくことです。
例えば、小規模の偏った価値観の人達と
「この世は悪魔が支配している」と話して、
毎日、悪魔が支配しているであろう情報を探り、
情報発信を繰り返えすことなどがあります。
何度も同じ話を繰り返しているので、
自己肯定感が上がるものは
「悪魔が世界を支配している」ことを肯定し、
掘り下げる内容を聴くことで得られるように
切り替わってしまいます。
ずぶずぶ、インターネットにハマり出したり、
偏った情報に流される切っ掛けです。
今では、テレビも観て、他の人の話も聴いてという
生活はできるようになりましたが、
一時は、ネット中心で自分が調べているものを
全て正しいと思っていました。
その時は、YESかNOかで、
自分の意見に合わない世界は、
おかしいと感じてしまいます。
反対意見があれば怒鳴り、
人の話に自分の意見を直ぐに
被せてしまいます。
人によれば、ノイローゼ、
話の合わない偏屈な人と思われ、
数多くの友達や信頼を失います。
情報の偏りが生まれて、
少数派の考え方のみを真実にして
社会生活を送ろうと試みると、
常識との違いに心で違和感を感じ、
反発心を覚えます。
大人の中には価値観の違いを
受け入れてくれる人もいますが、
「あいつ、話が全くできないから」
と言って、関わることを拒否する人もいます。
人付き合いを良くする社会生活には、
目線を広げることが大事です。
新しい話題を見つける発想を
手伝ってくれる人を見つけてみましょう。