びゅー!
昨日から続く、強い風。
梅の花も、桜の花も
一気に丸坊主にされたようです。
つよ~い風にさらされた後は、
種を作る準備開始。
ミツバチは、別のお花に出張へ。
いつもののどかな山形の風景でした。
本心が拒んでることと、やりたいこと。
心の中でお互いが喧嘩していることを
葛藤と言います。
家の中で休んでいて体を動かしたくないとき、
買い物に行かないといけないのに、
人の目が気になって外に行きたくない。
でも、行かないと明日の仕事の準備ができない。
こんな気持ちが、何気ない日常生活に
出てくると思います。
私のしょうもない葛藤の中には、
ゲーム仲間とオンラインでもっと繋がって遊びたい。
でも、ゲームも止めたい。
なんてこともありました。
ゲームを小さいときから友達付き合いで使ってたので、
止められない、止まらない状況でした。
心がやりたいこととやりたくないことで争っているとき、
仕事や日常生活で先延ばしが起きやすくなります。
依存状態、ハマってる状態では、
現実に戻りたい気持ちがあるとき、
今の姿が気持ちいい自分が出てきて
変化しようとする自分を後回しにします。
私の場合は、ゲームが人付き合いの唯一の
情報源になっていたので、
ゲームの登場人物やゲーム繋がりの友達以外、
興味ありませんでした。
友達と会話する内容は、ゲーム中心だったので、
話題作りと頭に一番に出てくる単語が、
ゲーム関連でした。
人の脳みそは、インプットとアウトプットで
記憶と現実を作り出しますが、
アウトプット・口に出すことは現実を変える、
強力な魔力を生み出します。
私達が好きなことを口に出したとき、
相手の反応が返ってきます。
良い反応か、悪い反応か人それぞれです。
良い反応のときは、話をしていて気持ちよくなり、
悪い反応のときは、不快感を覚え、
話したくなくなります。
脳の成長に関わるもので、快楽を覚えたものは、
思考回路を張り巡らせ、拒否されたものは
危険信号と見なして思考回路から除外しようとします。
生物が生きるために必要な機能で、
「危ない!」と思ったものには、
同じ行動を繰り返さないように強く覚える
仕組みになっています。
オオスズメバチに悪戯して刺されて痛い
思いをした人が、再び、ちょっかいを出すでしょうか。
多くの人は、猛毒で命を奪われる危険があるので、
手を出さず、逃げるか、襲われない行動を取ります。
先延ばしの葛藤の中には、
他の人と関わることが怖くて危険回避のために、
今までの自分を維持している人がいます。
現状維持に気付くまでが
こころの成長の壁。
お気をつけて。