郷土の未来をデザインする -6ページ目

特定非営利活動法人日本災害復旧協会 筑豊支部

~地域防災と郷土文化の継承~

日本災害復旧協会・筑豊支部

 

 はじめに

 

本事業は、福岡県にある小竹町を中心にした筑豊という地域社会に根ざした活動を通じて、次世代の子どもたちに「安 心・安全・誇りある故郷」を継承することを目的とするものです。

 

その中核には、以下の3つの柱を据え、単なる防災対策や土地対策にとどまらず、郷土文 化の継承・観光資源の育成・地域住民の防災力向上といった、多層的な地域貢献を実現す るための総合的な取り組みがあります

 

【提言】理念と現実の矛盾を超えて 、平和と安全、教育のまちづくり

 

 三位一体に よる使命の実現構造

 

■ 正義は一つ、アプローチは多様

 

本資料館の基本理念は、「戦争を繰り返さないこと」であり、それは「武器を持たない国 家の姿勢」として憲法第9条の遵守に象徴されます。

この理念は、武富登巳男館長をはじ め、先人たちが命を賭して残した“思索の集大成”であり、これを揺るがすことは決してあ りません。

しかし同時に、現在の日本社会は、極めて複雑な構造的課題に直面しています。

 

 ✅ 外交・経済の脆弱性
 ✅  中国共産党・北朝鮮等の勢力圧力
 ✅ 教育・防衛・情報分野の空洞化

 ✅ 外国勢力による資源・情報・経済領域への介入

 ✅  AIと直感文化の衝突

 

これらの問題を無視して理想を掲げることは、足元の土台が抜けた塔を建てることに等し く、“理念の自己崩壊”を招きかねません。

 

そこで私たちは、「理念を守りながら、現実を整える」という両輪の取り組みを採用すべ きであり、以下のように専門領域と役割を分化・連携させることで、矛盾の統合的解決を 図ります。

 

 ■ 使命の三分化と連携体制

 

 地域防災と未来継承の実践拠点

 

 小竹町から始まる「人とまちの再生モデル」

郷土防災ネットの役割 地域復興と国家自立の足場作り


■ 地域再生のための“三位一体”モデル

 

 

1. 地域防災力の強化 災害復旧支援の専門機関として、地元住民・自治体・教育機関と連携し、実践的 な防災訓練、復旧支援、備蓄・情報体制整備を推進します。 防災を「日常生活の文化」として根づかせる取り組みは、命を守るだけでなく、 地域に根ざした誇りと連帯感を育てます。

 

 

2. 空き家・所有者不明地問題の解消支援 空き家は「危険資産」から「未来資源」へと転換できる可能性を秘めています。

私たちは、日本災害復旧協会のネットワークを通じて、地域資産の利活用モデル を全国に先駆けて提示し、 国の制度(空き家対策等の認定制度)とも連動しながら、地域の財産を未来世代 につなげるお手伝いをいたします。

 

 

3. 文化と記憶の継承施設としての再生 資料館や空き家を活用した拠点整備は、単なる建築物の修繕ではありません。 そこに「記憶の灯」を宿し、若者や子どもたちが歴史・命・地域の重みを実感で きる、新しい教育拠点として息を吹き込むのです。

 

本活動の本質は“本当に守りたいもの”を実現するための通過点に過ぎない手段です。

  • 命を守る防災

  • 記憶を継ぐ文化

  • 人をつなぐ教育

  • 地域を再生する仕組み

    これらをすべて「一つの地域から」行うこと。 それが、地方に生きる私たちだからこそできる、真に誇れる地域貢献モデルです。

     

    ■ 未来に向けた提言として

    この取り組みは、ただの町おこしではありません。 国土の再整備、文化の継承、教育の刷新、安全の構築を一体化した、次世代型の地域未来 構想でもあります。

    全国の小さな町にも「誇りある未来」がある――。 私たちはその証明を、小竹町から静かに、そして確かに始めていきます。

     

    【未来づくり委員会】との連携


    ― ひとりの声が、未来の光になる ―

    社会の課題に“気づき”、知恵を集めて、“未来の選択肢”を拓く対話と発信の 拠点

    いま、あなたのまわりには どんな「不安」がありますか?

  • 食料や物価が高くなって、将来が心配......

  • 電気代が上がって、このままでいいのか不安......

  • ゴミは増えてるのに、資源は減っている気がする......

  • 災害や異常気象も多くて、なんとなく心がざわざわする......

これらはすべて、私たちが“未来づくり”に取り組むための「入り口のサイン」です。

 

🔶 未来づくり委員会とは? 

 

社会のあちこちに生まれている“ほころび”を、

専門家の知恵と市民の感性でつなぎ直す“未来志向の対話の場”です。

  • 専門家に聞くことで、「本当の問題のカタチ」が見えてきます

  • 現場の声と知恵が出会うことで、「希望の選択肢」が生まれます

  • 一人ひとりの「気づき」が広がれば、「未来を変える力」になります

    メイン活動「未来づくりラジオ」(仮題)
    

    YouTubeやSNSを活用して、社会の課題を“知恵と共感でほぐしていく”番組を定期配信。 政治や難しい話ではなく、「私たちの暮らし」を起点に、専門家と市民の対話を重ねます。

    テーマ例身近な疑問から未来を考える
    

なぜ「番組」が未来につながるのか?

 

1. “共感”からしか、本当の行動は生まれないから
◦ どんな立派な理念も、難しい言葉では人の心に届きません。 

 

◦ 暮らしの不安や想いから語る対話こそが、人を動かします。

 

2. “広げる”ことが、最大の力になるから

◦ 知る人が増えれば、味方が増えます。

◦SNSやYouTubeは、今や一人の声が世界に届く手段です。 

3. “参加型”であることで、みんなのプロジェクトになるから

コメント、感想、出演、拡散、寄付...参加の方法はさまざま。 ◦ 自分ごとになった人は、必ず次の人を動かす力になります。

 

参加の呼びかけ

あなたの気づきが、誰かの安心に変わる。
あなたの発信が、未来の選択肢を生む。

未来づくり委員会の番組は、 ゲスト出演者・ご意見提供者・運営サポーターをいつでも募集しています。

ともに未来を語り、ともに知恵を重ねてくださる皆様のご参加を心よりお待ちしておりま す。

未来づくり委員会の最終目標

私たちのこの活動は、けっして“声を上げて終わる”ことが目的ではありません。 真の目的は、

“声を重ね合い、未来を変えるための知恵と力を持つ社会”を育てることです。

  • 「一人ひとりの気づき」が

  • 「共感の輪」になり、

  • 「動き出す力」に変わり、

  • やがて「国のあり方」や「世界の構造」にまで届く、その出発点は、ここ・小竹町から始まります。