究極のダイエット法 2 | 書道教室 墨屋好文堂

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前回の続き


前回は、糖質はなぜやめられないか、老化の始まりについて書きましたが、結論から言うと、老化を防ぐための唯一の方法は無駄なカロリーを摂取しないこと。これは科学的にも証明されています。

 

こちらの記事にも書きましたが、毎日精進料理を食べている雲水の方々は、健康そのもので大病はしないそう。毎日の作務や座禅で筋肉もつき、腰痛も治るそうです。

 

 

医療市場 1兆円

ダイエットサプリメント市場 6,200億円

フィットネス市場 4,200億円

健康管理市場 1,700億円

 

日本のダイエットビジネスは2兆円を超えていることからもわかる通り、毎年のように量産されるダイエット法のほとんどは商業目的。

 

 

断食しに高級ホテルに行く感覚がわからない、、、

 

最近また流行りだしたオートミールは、食物繊維は多いものの白米よりも糖質が多いので、30g以上食べると糖質過多になってしまいますから、ダイエット目的で取り入れている人は食べ過ぎには気を付けてください。

 

前回の記事から2か月経ってしまいましたが、医師が糖質制限を否定している記事を何度も見かけました。どの情報を信じるかは自由です。糖質制限だってやっていい人と、してはいけない人がいますから。

最近ではエビデンスという言葉も一般化され、いたるところで医師や専門家が、「エビデンスを基に、、、」という記事を見かけますが、そのエビデンスにも質の善し悪しがあって、無作為比較試験を行わずに結論を出しているものもあったりしますから、でっち上げも可能ということです。なので何を信じたらいいのか分からないですが、

↓こちらは信用できるのではないでしょうか。エビデンス界で最高峰といわれるコクランのレビューです。

 

栄養学は歴史が浅いし、西洋医学はもう見放されていて、1933年の時点で、ニューヨークでは病院で使うお金が、サプリや代替医療に追い越されています。2011年前後からアメリカの有名大学病院では、ヨガやヒーリング(スピリチュアルなものを含めた)、代替医療的なサプリメントなどは保険診療で受けられるようになっていたり。

 

一方、日本ではコレステロール値が少しでも高いと、認知症の副作用がある高脂血症の薬を出して一生病院に通わせようとしているところもあるようで。血圧や糖尿病の薬も同様で、薬を出せば毎月来てくれるから患者を不動産と呼んでいる非情なお医者さんもいるようです。

日本全体の塩分摂取量は減っているのに高血圧が増えているのは、その対処法が塩分制限ではなく糖質制限であることがあまり知られていないからともいわれています。また、高血圧の基準は年々下がっているのですが、血圧がそこまで高くなくても薬が出されることがあったり。血圧が下がることで脳梗塞や視力が低下する人が増えていることも知っておく必要があります。

 

 

 

 

2015年にベストセラーになったこちらの食事法。レビュー数、評価も高いですが、その後の著者が原因不明の体調不良に陥っていたことは、あまり知られていないのではないでしょうか。著者はIT関連の有名な実業家で、奥さんが医者なのですが原因がわからない。お金を使ってあらゆる手段で調べたところ、毎晩食べていたナッツのカビが原因だと判明しました。ナッツはカビが生えやすく、冷凍ものを解凍するとカビの成長が早まるそうです。そのカビ毒で体調不良になったというわけ。カビ(真菌)は癌の原因ではないかともいわれています。

 

 

では僕がダイエットを始めた理由をお話しします。

もともと体が細く、たらふく食べても太らない体質が悩みだったのですが、ある時期から膨らみ始めました。細い細いと言われ続けてきた人生に嫌気がさしていたので、このことに最初は喜んでいたのですが、食欲の秋ごろに様子がおかしいことに気づき始めます。冬眠のために肉を蓄えようとしているのか。しかし春が来ても、夏を通り越しても、その膨らみは、膨らみを保とうとしているかのようだった。もう10年も前から1日2食生活なのになぜ。

 

1日2食にしたのは単純に朝の食欲が全くないからなのですが、最近ではこれを「オートファジー」と言います。日本語では「自食作用」です。この作用を簡単に説明すると、前日の晩御飯から翌日に食べるまで16時間の断食状態に置くことで、飢餓状態になった細胞自体が老廃物を掃除してくれるという、細胞が神仕様に進化するというもの。

動物は怪我をすると何も食べずにジッとうずくまっていますが、そうすることで早く治るというのを本能的に知っているわけですね。そういえば野生の動物は癌にならないそうです。肥満の野生動物もいませんよね。やっぱり病気を作っているのは人間ですね。

1日2食でも多いという人もいて、タモリさんや福山雅治さん、ビートたけしさん、オバマ元大統領など、1日1食の健康法を実践されている方は多くいます。みなさん見た目も若々しいですよね。

もちろんこれが正しいっていうのはないと思うので何食でも自由ですし、それぞれの体質にあったものを取り入れていけばいいと思います。ただ、健康食事法をするうえで最も大事なのは消化力。消化力の高い人はたくさん食べればいいし、食べた分だけ運動をすれば問題ないように思います。ヘビースモーカーでも元気な人がいるように体のつくりは人それぞれなので。

 

消化→吸収→代謝


これらが滞りなく行われていることが大事なので、消化して小腸で吸収して代謝し、体に必要なものを作るということを念頭に置いて、その人の消化力に合わせた食事をすることが望ましいのです。

消化に時間がかかるものは、冷凍食品や、調理して時間が経ったもの、小麦粉などの精製されたもの、煮込み過ぎているもの。カレーなんかも煮込み過ぎると体にとっては重くなるそう。本場インドではカレーは煮込まないとか。

こちらで紹介したカレーは15分程度で出来上がります。

 

 

さきほど煙草のことが出てきたのでついでに言っておくと、喫煙率は減少しているのに肺がんは増えています。乳がんは30年で3倍に増えています。花粉症も増えています。

最近多発していた鳥インフルや養鶏場の火災、牛乳の廃棄問題に関しても、コオロギ食にしても、なぜ起こるのか、それにより誰が得をするのかを考えるといろいろと見えてきます。

 

あなたの体はあなたが食べたものでできている。

 

続きはまた次回