この本を絶賛していたので何気なく購入してみたのですが、学ぶべき点はまだまだありました。
特に印象に残っているのは、デール・カーネギーの『人を動かす』の「まとめ」にある「原則」を
全部手帳に書き写し、その後、繰り返し読む続けたということ。それによって吉永さんの行動にも
変化があったとのこと。
これなんかは、今すぐにでも出来ることなので、早速実行したく思います
(その前にこの本をアウトプットするべく、まとめることが先ですが)
あと吉永さんは、過去に「勉強法」「記憶法」の本も出されており、この本を含めると3部作になるとの
こと。そのため機会があれば、過去の2冊も読んでみようと思います。
本は財産になるんだよ。お金を使うなら本を買いなさい
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目次
プロローグ 本はあなたの人生を変える力を持っている
第1章 「頭が良くなる」読書法を知ろう
第2章 頭が良くなる 本の「選び方」
第3章 頭が良くなる 本の「読み方」
第4章 頭が良くなる 本の「読み方」目的別
第5章 頭が良くなる 本の「活かし方」
第6章 頭が良くなる 本の「整理法」
エピローグ そもそも何のために本を読むのか?
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◆「頭が良い」とは?
「現実対処能力が高い」
→自分のまわりや自分の心の中で起こる「問題」を的確に解決し、さらには自分の「望み」
を着実に叶えていける力を持っている
◆頭を良くする
「いいもの」を学び、それを自分の中に取り込み、行動や考え方などを改善していく
方法
①自分の経験を自己観察して学ぶ
②まわりのノウハウを観察して学ぶ
③自分の経験から無意識に学ぶ
④まわりの「いいもの」から無意識に学ぶ
◆本の選び方
・自分の人生の中で「繰り返し起きいる苦しみ、あるいは喜び」は何であるかをチェックして、
「問題リスト」と「望みリスト」をつくる
→そこから本を選ぶ
・自分の「問題」や「望み」に関するものを7割、しぼり込まずにいろいろなジャンルを読んで
いくのが3割。
→3割の中から、意外な「自分の関心事」を発見する場合もある。
・立ち読みをしてみて、パラパラと最後まで目を通してみる。
→違和感を覚えるようなら相性が悪い本なので買う必要はない。
◆本の読み方
・つっこみを入れる
→「自分とは別人格の著者の言葉」として対象化して読むことが出来る。
そうすることで、内容を選別して読むことが出来る
・パラ読み
→自分が学びたいことを語ってくれる「他者」がいて、その人(本)の話に耳を傾けている
うちに、自然と知識を身につけていける方法
・飛ばし読み
→自分の中から出る質問に対応するところだけを読む
著者が示した要点だけを繰り返し読む
・1日の読書スケジュールをある程度決めておく
例)行きの通勤時間 →ハウツー本で仕事のやる気を高める
ランチ後や、移動時間 → 勉強の本
帰りの電車 → 小説で疲れを癒す
寝る前 → 「自分の心に深く入れたい本」
◆本の活かし方
・本から自分の人生のための「実行項目」を取りだし、それを「to doシステム」に落とし込み、
習慣化していく
「to doシステム」の5つのシート
①期限付き
②カレンダーシート
→自分が使える時間の総量からto doを管理していく
③場所
→この場所に行ったら、これをする
④プロジェクト
→中期計画
⑤習慣化
→日々の習慣、心がけとして行っていきたいもの
・「これはぜひ自分の人生の中に取り込みたい」というものを、100回も1,000回も繰り返し読む
・本から知識を得る
本を読んでいるとき、「いい考え」などに出会ったらそれを抜き出し、時間を見つけて、パソコン
やノート、手帳などに書き写していく = 「アイデアシート」
・3つのノートを書く
①わかるノート → 体系ノート、学んだ知識を記入
②覚えるノート → 暗記用
③慣れるノート → マニュアル
◆本の整理法
以下5つに分類して保管する
①インボックス
未整理状態のボックスで、買ってきた本を置いておく
②スタック
今読んでいる本を、読む場所に置いておく
③現在リファレンス
読む予定の本をアクセスしやすい場所に置いておく
④過去アーカイブス
読む予定の無い本
⑤捨てる
確実にもう読まない本
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