『東大家庭教師が教える 頭が良くなる読書法』 吉永賢一 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

 読書術の本は何冊と読んできており、もう読む必要も無いと思っていたのですが、あるブログ
この本を絶賛していたので何気なく購入してみたのですが、学ぶべき点はまだまだありました。

 特に印象に残っているのは、デール・カーネギーの『人を動かす』の「まとめ」にある「原則」を
全部手帳に書き写し、その後、繰り返し読む続けたということ。それによって吉永さんの行動にも
変化があったとのこと。
 これなんかは、今すぐにでも出来ることなので、早速実行したく思います
(その前にこの本をアウトプットするべく、まとめることが先ですが)

 あと吉永さんは、過去に「勉強法」「記憶法」の本も出されており、この本を含めると3部作になるとの
こと。そのため機会があれば、過去の2冊も読んでみようと思います。

 本は財産になるんだよ。お金を使うなら本を買いなさい

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目次

プロローグ   本はあなたの人生を変える力を持っている

第1章   「頭が良くなる」読書法を知ろう

第2章   頭が良くなる 本の「選び方」

第3章   頭が良くなる 本の「読み方」

第4章   頭が良くなる 本の「読み方」目的別

第5章   頭が良くなる 本の「活かし方」

第6章   頭が良くなる 本の「整理法」

エピローグ   そもそも何のために本を読むのか?
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◆「頭が良い」とは?
  「現実対処能力が高い」
    →自分のまわりや自分の心の中で起こる「問題」を的確に解決し、さらには自分の「望み」
      を着実に叶えていける力を持っている


◆頭を良くする
   「いいもの」を学び、それを自分の中に取り込み、行動や考え方などを改善していく

   方法
     ①自分の経験を自己観察して学ぶ
     ②まわりのノウハウを観察して学ぶ
     ③自分の経験から無意識に学ぶ
     ④まわりの「いいもの」から無意識に学ぶ


◆本の選び方
  ・自分の人生の中で「繰り返し起きいる苦しみ、あるいは喜び」は何であるかをチェックして、
   「問題リスト」と「望みリスト」をつくる
      →そこから本を選ぶ

  ・自分の「問題」や「望み」に関するものを7割、しぼり込まずにいろいろなジャンルを読んで
   いくのが3割。
    →3割の中から、意外な「自分の関心事」を発見する場合もある。

  ・立ち読みをしてみて、パラパラと最後まで目を通してみる。
    →違和感を覚えるようなら相性が悪い本なので買う必要はない。


◆本の読み方
  ・つっこみを入れる
    →「自分とは別人格の著者の言葉」として対象化して読むことが出来る。
      そうすることで、内容を選別して読むことが出来る

  ・パラ読み
    →自分が学びたいことを語ってくれる「他者」がいて、その人(本)の話に耳を傾けている
     うちに、自然と知識を身につけていける方法

  ・飛ばし読み
    →自分の中から出る質問に対応するところだけを読む
     著者が示した要点だけを繰り返し読む

  ・1日の読書スケジュールをある程度決めておく
    例)行きの通勤時間 →ハウツー本で仕事のやる気を高める
      ランチ後や、移動時間 → 勉強の本
      帰りの電車 → 小説で疲れを癒す
      寝る前 → 「自分の心に深く入れたい本」


◆本の活かし方
  ・本から自分の人生のための「実行項目」を取りだし、それを「to doシステム」に落とし込み、
   習慣化していく
    「to doシステム」の5つのシート
     ①期限付き
     ②カレンダーシート
        →自分が使える時間の総量からto doを管理していく
     ③場所
        →この場所に行ったら、これをする
     ④プロジェクト
        →中期計画
     ⑤習慣化
        →日々の習慣、心がけとして行っていきたいもの

  ・「これはぜひ自分の人生の中に取り込みたい」というものを、100回も1,000回も繰り返し読む

  ・本から知識を得る
    本を読んでいるとき、「いい考え」などに出会ったらそれを抜き出し、時間を見つけて、パソコン
    やノート、手帳などに書き写していく = 「アイデアシート」

  ・3つのノートを書く
     ①わかるノート  → 体系ノート、学んだ知識を記入
     ②覚えるノート  → 暗記用
     ③慣れるノート  → マニュアル


◆本の整理法
  以下5つに分類して保管する
  ①インボックス
     未整理状態のボックスで、買ってきた本を置いておく

  ②スタック
     今読んでいる本を、読む場所に置いておく

  ③現在リファレンス
     読む予定の本をアクセスしやすい場所に置いておく

  ④過去アーカイブス
     読む予定の無い本

  ⑤捨てる
     確実にもう読まない本

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