出版された本になります。
この3年間でセミナー講師を取り巻く環境は大きく変化したとのこと。その理由は
セミナー講師の絶対量が増えたこと。
そのため、前作より格段に内容が深く、具体的に事細かく書かれており、学ぶべき点も格段に
増えています。
セミナーの参加者をお客様だと思い、接することです。そして、
「また参加したい」と思って頂くことです。何より、お客様は大切な
お金と時間を投資して学びにきていることを忘れないでください。
その意識を持ち続けられるかどうかがセミナーの成功を左右するでしょう。
セミナー講師になるためのバイブル的価値のある本です。
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目次
はじめに
第1章 セミナー講師・主催者のメリットはこれだ!
セミナー講師は、資格のいらない先生
ネット全盛の今、リアルなセミナーが求められている
すでにあなたは「プロ」です!
情報は出し惜しみせず、常に現場でバージョンUPする
普通の営業マンがナンバーワンになれるセミナー利用法
初めてのセミナーで必ずやらなくてはいけないこと
行列のできるセミナーを演出する
セミナーリサイクル! 1回のセミナーで2倍、3倍の、利益を上げる
一瞬であなたを先生に変える「三角形の法則」と講師デビューの場所
セミナー講師の寿命はいつまで?
第2章 プロ講師の話し方
方言や癖は「個性」の一つ
適度な緊張は必要と心得る
人前で緊張しすぎない5つの秘訣
壇上での謙虚は、美徳にならない
結論を最初に! 短い言葉で言い切れ!
ジョークと笑いは大切。本音を語っても毒舌はダメ
専門用語は使うな! 自分のノウハウにはカッコいいネーミングを!
セミナー講師は目で語り、参加者を褒める!
短いスピーチと長いスピーチ、どちらが難しい?
間を制すものが場を制す、勇気を持って沈黙を!
スピーチ内容50%?50%の法則
事例とたとえ話は魔法のツール
パワーポイントに頼りすぎるな!ハロー効果で説得力を増せ!
ゴールから逆算してスピーチを組み立てる
人気講師のマル秘テク。プライベートの小出しと決めぜりふ
第3章 最高の舞台の作り方
セミナー会場の選定方法について
セミナーの玄関
司会者に求めるもの
BGMを上手に使い、参加者をコントロールする
会場は明るく、講師にはスポットライトを
マイクは自前、演壇で心にゆとりを持つ
なぜ、セミナー会場は寒いのか?
高級弁当・デリバリーコーヒーで非日常を演出
第4章 セミナー主催者のマル秘テクニック
会場を予約することからすべては始まる
参加者は「すごい人」の話を聞きに来ている
有名講師への依頼テクニック
主催者には人を集める使命がある
資料配付のベストタイミングとアンケートの100%回収法
休憩時間の重視と細部への気配り
おもてなしの精神がリピーターを作る
第5章 セミナーの超・集客法
自主開催セミナーの命綱「ハウスリスト」の作り方
「メルマガ・ブログ・SNS」どれが一番効果的?
メルマガ有料広告で読者を動かす
セミナー講師は顔写真が命
他人のふんどしを使い、あなたのファンを増やす
チラシ・FAX・DM・電話営業・口コミの上手な使い
商業出版で一気に全国区へ!書籍にも仕掛けが必要だ
セミナー料金以上の特典を用意する
返金保証で申し込みを確実にアップ
第6章 セミナー講師の大切な心得
セミナー講師は役者であれ!
参加者の属性を知り、話題を選ぶ
ホーム会場を決めよ! アウェーには注意せよ!
たった1人にこだわるな! 集団の利益を尊重せよ!
最初に学ぶメリット・学ばないデメリットを話す
参加者だって話したい! 復習も兼ねてワークシェアの時間を作る
板書が多い講師、時間を守れない講師は嫌われる
「偉い」と「普通」を使い分け、懇親会終了まで先生を演じよ!
終わりに
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◆緊張をやわらげる方法
①首筋・背中を温める
②壇上に水を置いておく
→心理トリックの1種
③初対面でないように仕組む
→早く来ている人と名刺交換をして、軽く世間話をする
④参加者同士の緊張も和らげる
→緊張感は伝染するので、参加者の緊張も和らげる
⑤準備を怠らない
→不安な気持ちは、緊張の最大の原因
◆セミナー講師の話し方
・謙遜は、不安がつくらせる逃げ道です。謙虚になるのは楽な気持ちになれますが、決して
参加者のためにはなりません。参加者は役立つ話を聴きたいだけなのです。虚勢を張るのは
とても疲れることですが、胸を張って意地でも良いセミナーをするぞ、自分の話は聞く価値が
ありますよとアピールするのが、セミナー講師としての正しい姿
・すべての話は「○○です。なせなら・・・」と結論を先に言って、その後に根拠を話す
・「一般的に・・・」「世間的には・・・」などの言葉はNG。参加者は講師の成功事例を聞きに
来ているので、主語をすべて「私」にして、言い切ることが必要。
・具体的な形のないノウハウや理論は、ネーミングを付ける。
ネーミングのコツは
①下品な言葉は使わない
②凝りすぎない(わかりやすい)
③長すぎない
④5個くらいにとどめておく
・沈黙の間を置くことが、参加者の聞く姿勢をつくる。そうすることで、場の空気が話しやすい
ものに変わる。
なお、間を作る時は、心の中で(1,2,3,4,5)と数える。実際は3秒程度
・何か新しいことを教える場では、参加者の半分がしっていて、半分が新しい情報という配分、
つまり、50%-50%の内容であれば、聞いている参加者の満足度がもっとも高まる
・事例は人の記憶に長く残る
・パワーポイントをつくることに力を入れるのであれば、スピーチの練習をすること。
その方が、よほど参加者を感動させるセミナーができる
・人を感動させた後に、行動を起こさせるのがセミナー講師の仕事
・最後の決めぜりふを用意しおく。良い話をしていても、最後が印象に残らないと、それまでの
話の印象も弱くなる。
◆セミナー主催者のテクニック
・セミナーで用いる資料は、講師が話をする直前に配布をする。
→開始前に資料があると、参加者は読んでしまい、話を聞き流されてしまうケースがある
・神は細部に宿る
→スケジュールを守る
資料やお出しするペットボトルなどは、方向を揃えて、キレイに並べる
・おもてなし
→サービスとは、お客様を特別扱いするということ。
常にお客様目線を持ち、どうしたら参加者が快適に学びの時間を過ごせるかを
第1に考える。
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