ミシェル・コルボの《フォーレのレクイエム》 | 骨董水妖◇美術品は美術館で見るよりおうちで使う方がずっと楽しい!◇

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江戸時代の古伊万里、超絶技巧の時代蒔絵の重箱、美術館で見た有名な絵師の絵画など、ハイクラスの古美術品が、とってもリーズナブルに買えるお店です。

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レクイエム(鎮魂歌)の記事をアップした朝は
天使の羽根のような雲でした。


昨日は、You Tubeの貼り付け方がわからなかったのですが
今朝はわかったので添付いたします♪





コルボのモーツァルトのレクイエムはYou Tubeにありませんでした。
代わりに《フォーレのレクイエム》を。

こちらも深い演奏です。
興味のある方はお聴きになってみてください。




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小林秀雄先生は、インタビューの録音の中で

「音を聴くというのは(今の人の)分本意な考えで、《音そのものが一つの独立した存在》である。《命》である。もしかしたら《一つの意識》かもしれない。」
「もし《音》の方に意識があって《自分はその意識の一部》だったら」

という趣旨のことをおっしゃっています。
(新潮CDブック・小林秀雄6巻)


素晴らしい認識です。
私もそう認識しています。



コルボの指揮する音楽を聴くと
小林先生のその言葉が理解できるんです。

理解っていう言葉は不適切かもしれません。
《感じることができる》んです。



「美はわかることではない。感じることである。」

小林秀雄先生は、そう断言します。
私も同じ想いです。




骨董水妖
店主 白井澄子
京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4杉山ビル3F
phone/ 075-541-5128
11月の開店日は29日(火)・30日(水)です。