古伊万里 染付 ネコじゃらし文小猪口 | 骨董水妖◇美術品は美術館で見るよりおうちで使う方がずっと楽しい!◇

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江戸時代の古伊万里、超絶技巧の時代蒔絵の重箱、美術館で見た有名な絵師の絵画など、ハイクラスの古美術品が、とってもリーズナブルに買えるお店です。

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1700年代前半
径6.3cm ×高さ4.8cm  底径4.5cm


ネコじゃらしの、葉っぱのピーンとした感じが
実に上手く描かれていますね。

よく見るとネコじゃらしの下に、少しだけ薄ルリが塗られて地面が表されています。

植物図鑑に描かれるみたいに《ネコじゃらし》単体を描いた、のではなく
ネコじゃらしのある風景を描いているんです。


心なしか、風に揺れているようです。


底部近くに二本の輪線が引かれ
画面を引き締めています。
これがあるとないとでは、印象が全く違ってきます。

小振りで、とても薄く作られています。


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薄さを感じていただけるでしょうか?

日本酒を飲むのにぴったりな薄さです。


古伊万里の肌はやさしいので
唇に触れた時の感触がとてもイイんです。


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裏側には一本から二股に分かれたネコじゃらし。

上辺と下辺の大きさがあまり変わらず
江戸中期の猪口としては、ずん胴な姿。

ほのぼのとした印象です。


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高台は、僅かな畳付き(お盆やテーブルと接する部分)を除いて、
すっかり施釉されていて上品です。



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軽〜い♪


蕎麦猪口と呼ばれるこの手の器は
江戸後期にお蕎麦が流行するまでは、本来は向付け
ちょっとしたお料理を盛るための器です。


もずく酢なんか入れて
器に直接口をつけて、「ズズッ」と啜るのもイイですね。


野菜スティックにつける、ディップをよそうのも使いやすいと思います。


私は、野菜スティックはマヨ味噌で食べるのが好きです。
お味噌8、マヨネーズ2くらいの割合。

キャベツにもよく合います♪



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¥6500/ 1p


骨董水妖
京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル3F
phone/ 075-541-5128
不定休