この季節のお着物は難しいですね。
決まりとしては単衣の季節ですが、
ようやく30℃くらい。
夏着物が着たい気温です。
雨なら濡れてもいい麻が良いし、麻でいいなら、やっぱり上布の方が皺の雰囲気や質感が断然素敵です。
でも上布だと季節外れで野暮だなぁ、
とか。
帯はどうしよう、
とか。
9月に入りましたが、
30℃を超える日は、夏着物を着ることにしています。
見る方にも、暑苦しくならないように。
今日の京都の最高気温予想は30℃を下回り、
そして、午后の降水確率が高く、湿気がキツかったんです。
京都国立博物館で、今日まで開催中の特別展
《聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-》
に行かなくちゃ!
20℃台なら、
決まり通り単衣が良いし、
雨の予報なので塩沢にしました。
帯は夏帯ですが、一見らしくないのに。
シンプルなコーディネートなので、
帯揚を網手模様、帯締めも幾何学の模様入りに。
襦袢は麻、
秘密の作戦として、背中に薄いタオルを挟んで、裾除けはナシです。
気候や季節、その日のシチュエーションに合わせ、色々考えるのは
お着物の楽しい悩み♪ですね。
10月の営業予定をお知らせいたします。
→ https://suiyo.jp/news/2020%E2%80%909/
骨董水妖
白井澄子
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