ヴァイオリン&ヴィオラ教室@大岡山 こつぶ音楽院

ヴァイオリン&ヴィオラ教室@大岡山 こつぶ音楽院

東急大井町線・目黒線の大岡山にあるちいさなヴァイオリン教室のブログです。

こんにちは。こつぶ音楽院です。

本日は
ソルフェージュについてのお話です。

最近は多くの教材があり、
その豊富さは驚くほどです。

ところが、
「ソルフェージュって何だろう?」
と考えるとき、

ひとり一人、少しずつ違った
イメージを持っていることが
多いようです。

ソルフェージュの歴史を見ると、

古くは階名唱が起源となり、

イタリアではバロック時代の頃、
声楽の歌詞なしの歌唱の訓練に
「ソルフェッジョ」という言葉が
使われていましたが、

フランスでパリ音楽院が開設すると、
ソルフェージュは科目の一つとなり、

やがて音楽理論も含めた、
「音楽をするための基礎力を

形成するトレーニング」として
発展していきました。

日本では、
特に戦後の音楽教育で
ソルフェージュという言葉は
広く普及しました。

始めは、音当てや聴音、視唱の
機械的なトレーニングが多く、
そのイメージが強いという方も
まだまだ多いようです。

現在では
多くの研究や実践を経て、

ソルフェージュを
芸術表現としての実際の演奏に
繋げるものとするために
様々な工夫がなされています。

それゆえに
「ソルフェージュ」の目的や
守備範囲も広がりました。

楽譜を読み(読譜)、
リズムを実践し(リズム練習)
歌い(視唱)、
聴き取る(聴音)、

これらのトレーニングを
大きな柱としつつ、

実際の作品を理解するための
道筋を楽譜から見つけ、
音楽する力を育むものとして

ソルフェージュは
今も進化し続けています。

 

ヴァイオリンとヴィオラの音楽教室
こつぶ音楽院

こんにちは。こつぶ音楽院です。

今日は8月2日です。

8と2の数字に因んで、

本日はヴィヴァルディの
作品8「和声と創意への試み」より第2番を
ご紹介します。

この曲は、
全12曲からなる
ヴァイオリン協奏曲集の2曲目で、

第1番から第4番までは、
「春」「夏」「秋」「冬」の
4曲が並び、
「四季」の呼び名でも有名です。

ソネットと言われる詩が
楽譜の各所に書き込まれていて、

音楽はその様子を描写するように
作られています。

第2番の「夏」
(ト短調 RV315) では、

夏の日差しの厳しさの様子や

優しいそよ風がやがて
恐ろしい稲妻と雷鳴に変わり、

人や動物たちがぐったりしたり
騒がしくしたりする様子や

不安の中での
雷鳴と荒天の様子

などがソネットに書かれています。

ヴィヴァルディが
音楽で描いた夏の景色が

長い時を越えて
今の時代の私たちにも
眼前に広がるように
感じられるのは興味深いですね。

 

 

 

ヴァイオリンとヴィオラの音楽教室
こつぶ音楽院

こんにちは。こつぶ音楽院です。

厳しい暑さの続くこの頃です。

エアコンなしでは
危険な暑さとなるこの時期、

外の気温と部屋の温度の差は
ヴァイオリンにとっても
負担の大きい季節です。

暑い外から涼しい室内に入り
すぐに弾かなくてはならない時は、

ケース表面の熱が冷めたら、

ケースの蓋を開いて
部屋の温度と
馴染ませておきましょう。

馴染ませている間に、
楽譜を出して
演奏のための自分の支度をしておくと
効率よく準備が整います。

エアコンの風で
空気が乾燥しすぎてしまう時は、

適宜、加湿器を使ったり、
水を絞ったタオルを
室内にかけるなどして
快適な湿度を保つことも大切です。

暑い季節、
楽器のケアも大変ですが、

何よりも熱中症にならないよう、
体調にお気をつけて
どうぞ良い夏をお過ごしください。
 

ヴァイオリンとヴィオラの音楽教室
こつぶ音楽院

こんにちは。こつぶ音楽院です。

今日はメトロノームを使った
練習についてのお話です。

テンポを示してくれる
メトロノームは
とても便利な道具ですが
使い方には工夫が必要です。

漫然と曲全体を
メトロノームに合わせて弾いても
それだけでは
音楽的な演奏にはならないからです。

メトロノームは、
スムーズに弾けていないと思える
パッセージを取り出して練習したり、

楽曲の中で
自分の中に持つ速さの感覚を
確かめたい時などに
使ったりと

目的を考えて、
要所を取り出して使うと効果的です。

実際の演奏では、
一律のテンポには収まり切らない
様々な表現が織り込まれますので、

楽譜を丁寧に読み込むことは
何よりも大切です。

豊かな音楽表現に繋げるツールとして
メトロノームを使うと、
心強い味方になってくれます。
 

ヴァイオリンとヴィオラの音楽教室
こつぶ音楽院

こんにちは。こつぶ音楽院です。

ヴァイオリンを
自由自在に弾くために
大切なことは、

「身体を楽にして弾くこと」です。

とはいえ、ヴァイオリンは
複雑な動作で
音を創り出していきますので

早く上達しようと焦ってしまうと

体を緊張させたまま
無理やり音を出すことが
癖になってしまうこともあります。

心から納得した音を創るには、

練習の目的を考えて
力まずに楽な状態で弾けているか

自分の身体の感覚を
しっかりと感じながら
練習に取り組むと良いでしょう。

私が昔、スイスに
ヴァイオリンを勉強しに行った時、

ある楽曲のパッセージに
手こずっていると、

「練習するときに、
一度その部分を弾いたら、
もう一度弾く前に
必ず考える時間を取りなさい」

と先生に言われたことを思い出します。

これは、

今出ている音に耳を傾けること、
その時の感覚を観察すること、
それらを正す方向性を見つけて
次で試してみること、

という練習の基本の姿勢を
示してくださった言葉として、

心に留め置いている
言葉の一つです。
 

ヴァイオリンとヴィオラの音楽教室
こつぶ音楽院