倉本夏希ひとり舞台
『シャトー・エテ・レアのフルコース』
2018年2月23日(金)19時開演
劇場:渋谷宮益坂十間スタジオAst
【CAST】倉本夏希
【タイムテーブル】全5公演
2/23(金)19時〈red〉
2/24(土)15時〈blue〉/19時〈yellow〉
2/25(日)13時〈random〉17時〈random〉
倉本夏希がカラフルに彩る世界
彼女が新しい自分に出会うフルコース
記憶に残るおもてなしをあなたに
「シャトー・エテ・レアのフルコース」
<menu>
思い入れのバケット
勘違いのカルパッチョ
悪ふざけのポタージュ
廻し飛ばしのパナシェ・ド・ポワソン
日替わりのソルベ-エンジョイソース-
追憶のステーキコラージュ仕立て
カヌレ・ボルドー ビター風味
余韻のガナッシュケーキ・エスプレッソ添え
わたしが観覧したのは2/23(金)19時~のレッド
ブルーとイエローを加えた3公演で一部のシーンが違うというのが前知識で、結果的には初日のレッドのみチケット購入していました。
どんな舞台になるのだろうと期待感でワクワク
「スマホや音の出る機器は電源からお切り下さい」の通常裏方がする冒頭の注意も彼女がします。
SNSで見る最近の顔立ちが一気に年齢を感じさせていたのに、顔を作って舞台化粧をすると以前のままで生き生きとしています。
ストーリーはまずは自己紹介でそれから自身のコンプレックス。
笑うとバナナ目であるとか足が筋肉質であるとか。
そして倉本夏希さんの20歳から11年間の自分自身を表現するもので、ダンサーを目指し事務所に所属し撮影会モデルなどをこなし、しかし自分がやっていることは本当に正しいのか、本当にやりたいことなのかと葛藤し、事務所を移籍してから舞台女優という仕事をするようになる。それでもやはり本当に真面目に取り組んでいる者は報われず、調子の良い者が売れていくらしい。
今まで舞台を観てきて倉本夏希という女優の根本など知るはずもなかったのに、この舞台で知ることが出来ました。
去年の夏からひとり舞台をしたいと周囲に語り、連日稽古に励んで3日5公演に挑んだ倉本夏希さんの勇気。
箱はとても小さくて全27席しかなく、それでも初日は21席か22席しか埋まっていません。残り2日間の4公演のチケットも完売していません。
渋谷駅までの道がわからず、5階から降りるエレベーターで一緒になった初対面の観客の方に駅まで案内されながら感想を伝え合いました。
ちなみに自己紹介のときに言っていたのですが、甘ったるいお菓子が苦手らしく差し入れする際にはご注意を。