最初に言います。
世の中綺麗事でやっていけるほど甘くありませんし、良い人の皮を被って近付いてくるクソみたいな人間がたくさんいます。
「いやいや、人を疑いすぎでしょう」と思うかもしれませんが、犯罪までいかなくとも他人を利用して自分の利益にしようとする人は割と普通にいます。
宗教やマルチ、闇バイト斡旋、パパ活、保険詐欺、地域や仕事といった人間関係、友達同士のいざこざなど。
親切なフリして人を騙すような輩の場合、いくら話そうとしても通じないんですね。
そんな性善説が通用しない方向けの言葉が「ありがとう」です。
彼らの言葉は否定したらいけないのです。
本人からしたら「いいものを教えてあげている」感覚なので、それを断ると「なんで?」ともっと食い下がってきたりします。
そこで使うのが「ありがとう」のクッション。
「そうなんだ、教えてくれてありがとう!!でも私は遠慮するね」
大概の場合、本当に親切心からの方ならこうやって内容を理解したうえでお断りすれば納得してもらえることの方が多いです。
最初から悪意の塊のような方の場合…
「考えてみる」
「一旦持ちかえる」
「他の人にも聞いてみる」
からの「ありがとう」です。
とびきりの笑顔で言うとより効果的です。
逆に申し訳なさそうな表情をするとそこにつけ込んできたりするので要注意です。
しかし、大切なのは「本当にそう思うこと」です。
全てに悪いことだと決めつけない。
形だけの「考える」ではなく、自分にとってためになるものであればお話に乗っても良いのです。
それが信用と信頼ですし、今まで築いてきた自分と相手との絆です。
笑顔のパワーは凄いですよ。
否定にも肯定にも使える技、それが笑顔。
嘘くさいものは当然だめですよ、嘘ですから。
悲しい時や悔しい時、笑顔が崩れてしまうこともあるでしょう。
泣いてもいいし怒ってもいいです。
全てを悪いことと決めつけず、2割程度は信じる心で素直に受け入れる。
地味に大事。
波乱万丈でも、最終的に笑顔になれれば人生は楽しいと思えるのではないでしょうか?