この記事の前提は性善説です。


しかし、です。


インターネットビジネス、宗教、詐欺、闇バイトなど…


軽いものでいうとアフィリエイトの押し売り、悪意のない善意、立場を利用した斡旋など、意外と身近に転がっていたりします。


大半は悪意を隠して近付いてくるので、そんな人達からあなたの心を守る小言を少々書かせて頂きますね。




  ん?なんかおかしいな?


相手が当たり前のように言うから受け入れてしまっているけれど、よくよく考えてみたらおかしいような気がする。


ということはありませんか?


この感覚は馬鹿に出来ません。


雰囲気に流されて後に引けなくなってしまった…


あると思います。


まず「何か変だな」と感じたら、その違和感の正体がなんなのか気にするようにしましょう。




  明日の自分は後悔しない?


まだ若いから多少の無茶は大丈夫…


通じるのは何歳まででしょうか?


なにも体の無茶だけではありません。


何かのお付き合いだったり、お金だったり、時間だったり。


勢いももちろん大切かもしれませんが、後先を考えることでより良い選択をすることができると思います。




  大丈夫じゃない、と言う勇気


「大丈夫、大丈夫」は人にかければ安心させる言葉ですが、自分に対してだと意味合いが変わります。


それは自分を納得させるためだったり、無理を誤魔化そうとしている時にふと出てきます。


大丈夫じゃなくてもいいです。


頑張りたい心も大切ですが、全く大丈夫ではないのに「大丈夫」と自分を誤魔化してしまうと、心も体も壊れてしまいます。


大丈夫?本当に?


深呼吸して自分の心に問いかけてみましょう。




  泣いてもいい


辛いことをグッと我慢するのが大人、泣かないのが大人、人に弱音を吐かないのが大人、無理をするのが大人…


大人である前に人間です。


いつも我慢して堪える必要はありません。


安心できる人、弱音を吐けるひと、我慢しなくてもいい人。


ここで注意しなければならないのが、全てを肯定してくれる相手であれば良いというわけでないという点。


甘やかしてくれるけど、厳しい人。


身の回りにひとり、ふたりいれば最高ですね。




  承認欲求のコントロール


全ての人に好かれる人、というのは存在しません。


ハンバーグ、ステーキ、お寿司、カレー、パスタといったひとつひとつの料理さえ好き嫌いが分かれる世の中です。


好かれる人には好かれるし、嫌われる人には嫌われる。


今はSNSで顔も名前も知らない人と気軽にやり取りできて距離感も近くなっています。


「いいね」「リポスト」などは嬉しいと思いますが、依存するのはとても危険です。


SNSが全てではありません。


そして今やスマホが当たり前にありますが、目の前の人を疎かにしてスマホに夢中になるのも危険です。


上手く使いましょう。



  足るを知る者は富む


満足することを知っているものは、たとえ貧しくとも精神的には豊かで幸福である、という意味です。


先の承認欲求の話でもありますが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるでしょう。


老子の「道徳経」第三十三章より。


今の自分が持っているもの、おかれている環境、周囲の人間関係、立ち止まってみましょう。


もし欲しいものがある場合、どうすれば手に入るか、手に入れて何をしたいのか、など考えてみるのも良いかもしれませんね。






いかがでしたか?


一見関係の無いことのように感じますが、よくよく考えてみると繋がっていることもあります。


人生を良くするのも悪くするのも、もしかしたら考え方ひとつで変わるものなのかもしれませんよ。




性善説は否定しない