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お雑煮、地方地方に特色あり
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私は関西生まれの関西育ちですので、我が家のお雑煮は
写真のように白みそをつかったもの。
そして故郷和歌山では必ず『真菜（まな）』という野菜が
入るのです。
この野菜、大阪では見られないのですよ。
そして長い間和歌山独自のものだと思っていたら
大和（なら）の伝統野菜なんですね。
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またこの野菜、お雑煮の為に店頭に並ぶのですが
その時期が過ぎると、なくなります。
『真菜』真の野菜？
なぜこの名前なのか、そしてなぜ奈良の伝統野菜が
お雑煮の為だけに和歌山に？
いまさらですが調べてみました。
すると、これは紀州が徳川御三家だということに
由来するものだと繋がりました。
尾張の風習として真菜は使われるそうです。
あと「名を上げる」との意味合いと近い響きだと
いうことも関係しているとか。
「名を上げる」
「名前」を上げる
「名前」という存在の大切さが
こういった言葉にもあらわれますね。
地方の風習の一つ一つに理由があり
その名前から意味づけられることもある。
あなたの地方のお雑煮はどんなですか？
そこに使われる素材の意味は？
調べてみると意外な地方や歴史と
繋がりがあるかもしれませんよ。
名前のことだま®ことだま師®として
【ま、な】の音についても記事を書いています。
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