告知です。
朝霞市立図書館で開催される図書館まつりにおいて、ことのは学舎代表の岩部博道が、「源氏物語の魅力と味わい方」という題で講演を行います。
一人でも多くの方に、源氏物語を読んでみよう、と思っていただけるよう、源氏物語の魅力を目一杯お伝したいと考えております。
6月30日(日)14:15受付、14:30開演。入場無料。
当日は、平安貴族の暮らしに関する展示などもございます。
多くの方の御来場をお待ちしております。
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講演会が1週間後に迫り、毎日準備に追われております。
当日配布する資料は、昨日出来上がり、図書館まつり実行委員会にお送りしました。
当日の講演内容についても、大まかなところは決まっているのですが、採り上げる話題の取捨選択に頭を悩ませております。
物語全体の中心となるあらすじを解説する中で、ぜひ原文で読んでおきたい名場面を紹介しようと思っているのですが、採り上げたい場面が多すぎて90分の講演時間に収めるために泣く泣くあきらめる、ということを毎日やっております。
特に源氏物語中で最も読み応えのある、若菜上巻の女三宮の降嫁の場面は、一部始終ご紹介したいのですが、それだけでも数時間かかってしまうので、どこを選ぶか、思案しております。
と書くと、すごく苦しんでいるようですが、実は読み始めると面白くてしょうがない。
光源氏や紫上に感情移入して、ドキドキしたりハラハラしたり、胸がしめつけられる思いがしたり、やはり源氏物語は最高の文学だと改めて感じます。
この楽しさ、文学作品を読む醍醐味、源氏物語を読む幸せを、多くの人に知ってもらいたい。
面白い講演になると思います。
乞う、御期待。