琵琶湖疎水と、京都の川、東京の川 ――天声こども語から―― | ことのは学舎通信 ---朝霞台の小さな国語教室から---

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考える力・伝える力を育てる国語教室 ことのは学舎 の教室から、授業の様子、日々考えたこと、感じたことなどをつづっていきます。読んで下さる保護者の方に、お子様の国語力向上の助けとなる情報をご提供できたらと思っております。

 今日(19日)の朝日小学生新聞「天声こども語」の話題は、琵琶湖疎水であった。

 

 滋賀県民が京都府民を脅す冗談に「琵琶湖の水を止めるぞ」というのがある。それほど、京都の人は琵琶湖の水に頼っている。明治時代に人口が減り産業が衰えた京都を再び栄えさせるために、大津市から京都市に引いた人口の運河が琵琶湖疎水である。今も使われていて、美しい風景の中を観光船が往来している。

 

 記事の中で紹介されている観光船の紹介動画がYouTubeにあったので、見てみた。

 細い運河を小さな船で、山々の間を縫うように、あるいは長いトンネルを抜けて進む様子は、優雅で美しかった。

 京都の川というと、わたしが知っているのは鴨川桂川ばかりで、琵琶湖疎水は見たことがなかった。

 動画を見て、ぜひ行ってみたくなった。

 

 京都観光と言うと、平安時代の遺跡ばかりめぐりがちだが、近代のものにも見る価値のあるものがある。

 京都は久しく行っていない。

 今年の夏は、琵琶湖疎水を見に行こうか。

 

 川には、なぜか心惹かれる。

 うちの近所に、新河岸川という川がある。

 荒川の支流である。

 河川敷で娘とキャッチボールをしたり、ローラースケートをしたり、春には花見をしたり、わたしの好きな遊び場である。

 

 先週の土曜日は、西の方から訪ねて来た友人と、隅田川沿いを歩いた。

 両国から浅草まで、橋がある度にあみだくじのように東から西へ、西から東へと渡りながら、1時間ほど歩いた。

 ただそれだけれど、楽しかった。

 

 明日(20日)は、荒川の河川敷で娘のテニスの試合がである

 途中、荒川を渡る長い橋があり、東西に開けた眺めがすばらしい。

 

 川に心惹かれるきょうこのごろである。