Tシャツ一枚で廃村谷山へカブで行ったのは確か先週のはず。本日はTシャツの上にロンT、そしてパーカー、その上にセーターを着て更に上着を着てカブに乗りましたが、それでも少し寒かった。先週までは夏の残り香が感じられたのに今週はいきなり冬でしたよ。年々寒暖差のカーブが急になっている気が・・・と言うよりも確実にそうなってますね。
ブログ詐欺の状態が続いているスーパーカブ漫遊記。本日は原点回帰を図るべく多賀へと向かいました。天候自体は素晴らしく、カブの調子もすこぶる良い。寒さなどは無視できるほどの絶好のカブ日和ではあったのですが、悪魔の手招きが待っていましたよ。
とりあえず入谷の様子を見に行こうと権現谷林道を走っていたところ、なぜかフランスへの国境がフルオープンになっていました。近年では非常に珍しい光景を目の当たりにして「白谷林道が俺を呼んでいる!」・・・と勘違いしてしまったのが運の尽き。やっぱりここは魔界滋賀の地獄の入り口なのですよね。
白谷の女神は涙を流しておりませんでしたが、それでも慎重に慎重を重ねて登って行きましたよ。かつてここで壮絶なバースト事件が発生していましたからね。それくらいに酷い道なのですよねここは。
久々の白谷林道は新鮮でしてなかなか楽しかった。駄菓子菓子、帰りにポケットに入れていたサイフを落としてしまったことを出口に戻って来てから気がつき、結局白谷林道を二往復する羽目になりました。白谷林道を走ること自体が稀なのにに往復するとは・・・もう二度と人生では起こらない珍事でしょうな。
小生も長く生きていますが、サイフを失くすのは生まれて初めての経験。まあ、走ったところに落ちているのが物の道理。そう思ってカブに跨り一気に山道を登りましたよ。最初に登る時は慎重だったのですが、二度目はサイフを見つけなければならないと言う事が先に立ち、我ながら凄まじい勢いで山道を登ったと思うのですが、こういう時にもカブは裏切らない。最悪の場合、サイフをなくした上にパンクもしくは転倒・・・などと言う泣きっ面に蜂のようなこともあり得ましたが、見事なくらい思い通りに走ってくれましたよ。
多良渓はコロナの影響なのか完全封鎖。
時山のコスモスはまだ残っていました。
さてサイフなのですが、軽トラの親父さんとお兄さんが拾ってくれていました。途中のバイク軍団の兄ちゃんにサイフが落ちていなかったか聞いて見たところ、拾った人が先にいると教えてくれました。
せちがない世の中ですが、そこは魔界の滋賀。まだ捨てたものではないですね。
サイフには免許証や社員証、クレカなどが入っていたのでお金よりもそっちが大変。
皆様のおかけでこれから起こるであろう様々な問題を回避出来ました。
本当に心より感謝いたします。
皆様に良いことがありますように。
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