某大手チェーン古本店に足を運んだところ、ベストセラーと大きく書かれた棚が目に入った。
まさにベストセラーのリサイクルの場であろう。
と、よく見ると覚えのある印象的な装丁の本が!
そう、右下に見える「土木のこころ」がそれだ。
私が復刻に携わった本である。
復刻・土木のこころ | 寿建設 社長ブログ (ameblo.jp)
ベストセラーとして華々しく置いていただけるのは嬉しい反面、想いのある本だけに売られてしまった悲しみも感じる。
しかし新品では手に出しにくかった方がここで手に触れる可能性があるのなら、多くの人に読んでいただく機会が増えるということでもある。ならばいいではないか。
と思いながらそれでもモヤモヤするのであった。
本を読む人がどんどん減っていて、出版社の事情もかなり厳しくなっていると聞く。
1ヶ月に1冊も読まない率 | 寿建設 社長ブログ (ameblo.jp)
古本売買の店の存在は貢献なのか足かせなのか。なんだか気になった体験であった。