1月に、トンネルを見て歩く旅をするという、トンネル施工屋のわれわれからすると「なんと特異な!」と思うような取り組みをされている方の著書を読み、しかもこの著者の花田欣也さんのこの取り組みが少しづつ認知されて、ツアーまで組まれて好評を博していることを知って驚いた。
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12435785726.html
実は読後にHPを通じて花田さんにメールをさせていただき、トンネル屋とトンネル探究家を自称されている花田さんと情報交換出来ないかをお願いしたのである。
すぐに返事が届いて、少しづつではあるがまずはメールで情報交換させていただいている。
その花田さんからメールが届き、なんと、
「トンネル歩き」に特化したユニークなツアー、第2弾「トンネル探検隊がゆく!湖北に残る産業遺産 旧賤ヶ岳(しずがたけ)トンネルと現役道最古の小刀根(ことね)トンネル」
と題して、JTBからツアー企画が今週リリースされたというのだ。
以下その中の説明文である。
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「トンネル歩き」という新たなインフラツーリズムを提案するツアーとして、昨年12月に東京出発の日帰りツアーとして第1弾を発表しました。テレビ、ラジオ、新聞等各メディアにも取り上げられ、ツアーも好評でキャンセル待ちになるなど、大きな反響があったツアーですが、今回はその第2弾として関西からの日帰りツアーを発表します。米原駅からの合流も可能なので、関西以外の方にもご参加いただけます。
本ツアーは、山中などにある、人通りもほとんどない貴重な産業遺産「トンネル」を訪ね、トンネルが造られた目的や歴史を考察し、煉瓦積みの方法や造形からトンネルを分類するなど、トンネルそのものを観察対象にした極めてユニークなツアーです。このユニークなツアーのガイド役を務めるのは、『旅するトンネル』(本の研究社刊)の著者でトンネル探究家の花田欣也氏です。会社員として旅行関係の仕事をしながら、日本各地のトンネルを訪ね歩くことをライフワークにしています。花田氏とトンネルを歩くことにより、産業遺産としての価値やその成り立ち、使用目的から社会的意義を考察し、今まで素通りしてきたトンネルの新たな魅力にふれることができます。
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す、す、すごい。
私たちの関係する仕事の成果物(もっともかなり昔のトンネルではあるが)が、観光の(?)対象になるとは!
プレスリリース全文は以下
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000031978.html
これがもっとブームになると、トンネル屋としては新たなやりがいにつながるのではないかと思う。
さらにトンネルという仕事も注目されてくるに違いない。