過日開催した「インフラメンテナンス写真展」は、昨年来写真家・山崎エリナさんが撮影した当社の現場写真を展示したものである。
何度か書いたが、写真を鑑賞して涙する人が数多くいたことに、私はかなり衝撃を受けた。
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12394749782.html
それだけでなく、また次の展開がすでにいろいろ動いている。それだけ影響力のある写真だったのだ。
当然多くの方から、「そんな写真家とどうやって知り合ったのですか?」と聞かれる。
実はなかなかややこしい話で、通常は「友人から紹介された」と説明するが、実際のところこれから書く。
そもそもは親交のある元女子プロレスラー吉田万里子さんのブログがきっかけであった。
彼女のブログに、飲み友達として写真家・山崎エリナさんが紹介されていたのだ。
https://ameblo.jp/mariko21585/entry-12203673893.html
有名なシンクロナイズドスイミングの井村コーチを撮影したと書いてあったのだが、それ以外には写真家としての情報はなく、自らネットで検索してびっくり。海外で個展をやるような方なのだ。
強い興味を持って購入した写真集がまたとてもよくて
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12329009321.html
昨年夏に吉田さんにお願いして紹介していただいたのである。
その時はまだどう展開するかイメージはなかったのだが、一度一流のカメラマンに現場を撮ってもらいたいとお願いして福島にお越しいただいたところ、出来た写真がこれまたすごかった。
そして、継続して撮っていただくことにしたのだ。
それがスタートであった。
吉田万里子さんと山崎エリナさんは、それぞれプロレスとカメラというまったく異なるジャンルながら、海外にまで出て活躍した方である。
なのにこのご両名は、それぞれがどれほどの経歴を持って活躍したのかをお互い知らないのである。そんな話もまったくすることもなく、よく一緒に飲むのだそうだ。
私がそれぞれに「アジャ・コングに勝ってチャンピオンになったんだよ」とか「アカデミー賞をもらうような海外の映画監督に認められたんだよ」と説明して、2人とも「へえ、そうなんだー」という感じで初認識したほどである。
相手の過去など意にも介さないない天才たちの感覚は、凡人の私にはまったく分からない。
あの「400戦無敗の男」ヒクソン・グレイシーと並ぶ吉田万里子さん
アカデミー賞名誉賞受賞の映画監督アンジェイ・ワイダ氏(ポーランド)と並ぶ山崎エリナさん
そして写真展会場で並ぶご両名
やっぱり理解しがたい。