最近いろんなところでたい焼き屋さんを見かける。
甘いものにあまり興味がないのでじっくり店を見たことがなかったが、何かブームのようなことになっているだろうか、と漠然と感じていた。
先般娘と買い出しに行ったら、スーパーの前にあった店を見て「たい焼き食べたい」というので覗いてみた。
のぼりにまず驚く。
「冷やしたいやき」ってなんなのだ??
そしてずらりと並んだメニューにさらに驚く。
クリームまでは以前から存在を知っていたが、レアチーズケーキ、やまがたメロン、とちおとめクリーム、フローズンヨーグルト、となると、もはや理解不可能。
小倉&ホイップ、クリーム&ホイップ、ずんだ&ホイップが、「冷やしたいやき」らしい。
私はもっとも不可解なメニュー、「たこ焼きたい焼き」を購入した。
たこ焼きの入ったたい焼きらしい。
意外な組み合わせというのは面白いし、何か期待させるものがある。
そこに惹かれた。
作るところを見ていたが、本当にたこ焼きを入れて焼いていた。
食べてみたところ、たこ焼きにたい焼きの皮が覆いかぶさっているので、一緒に食べるとたこ焼きの特徴的な味が薄くなってしまっているように感じ、ならばそのままたこ焼きで食べたかったと思った次第。
しかしながら、いろんなジャンルの仕事が、新たな価値を作ろうと今までの常識と違った取り組みをしてがんばっているのだ、という認識をした。
「泳げたいやきくん」の頃とは時代が変わったのだ。