先日羽田空港に向かうモノレールに乗る際、初めて「モノレール」という言葉を耳にした小学４年の娘が
「モノレールって何のこと？」
と訊ねてきた。
あれ？と思う。
昔から何の疑問も持たず「モノレール」という言葉を受け入れていた。
「ライオン」はなぜ「ライオン」と呼ぶのか疑問を持たないように、これは「モノレール」と思い込んでいた。
そして４７歳にしてハッと気が付いた。
「一つの」という意味の「モノ（mono」と、「レール」の組み合わせの「モノレール」なのだ。
つまり、１本レールで走るから「モノレール」。
「モノトーン」とか、「モノラル」と同じ使い方。
そういうものだという認識はあったのだが、名前の根拠であったとは知らなかったのである。
知っている方が「そんなの常識！」と思うだろうが、意外と「あ！そうか」と思う人も少なくないように思う。うちの家族は全員知らなかった。
「ブリジストン」という会社名が創業者である石橋さんの名字を英語にした「Bridge stone」から来ていることに気づかないのと似ているような。