「ペン型ゆかり」が流行っているというニュース。
あのふりかけの「ゆかり」をペン型の容器に入れて携帯出来る用にして販売したところ、大あたりしているという。
http://irorio.jp/kaseisana/20151210/286548/
こうした常識を壊す発想はヒントである。
「これはこういうもの」という束縛を飛び越えた発想は、どんな仕事でも何か新しい波を生む。
当社で「私の提案」制度というのをやって、出て来た提案はなるべくリアルタイムで社内で共有している。
そんな中から出たアイデアを先日商品化して販売開始したばかり。
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12116851711.html
社内でアイデアを共有していることで、ある現場での工夫を他の現場でも応用して少し変えたりして、少しづつ発展していくのが面白い。
狭い断面のトンネル補修で移動しながら作業をする現場があって、腰に負担がかかるのを防ごうと、園芸用の小型のタイヤ付収納箱を使って、腰かけて移動しながら使用するというアイデアが提出された。
中腰にならず作業ができるので腰痛等の軽減が出来、さらに椅子の蓋をあけると工具などを収納出来るので結果的に作業効率も良くなった。
現場で作業する方への配慮のある、すばらしい取り組みであった。
別の現場で、やはり狭いトンネルで非常に低い位置を連続110mも切断するという作業があった。
そこで先のアイデアを応用し、同じタイヤ付収納具を準備して、さらに4mの角材を切断高さにガイドとして設置し、楽な態勢でカッターを横方向にスライドさせながら切断作業を行えるようにするという、安全かつ効率的な方法が出来てきた。
アイデアは、積み重ねることで進化するのだ。