東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県沿岸部の同業の友人を訪ね、一杯呑みながらじっくり話をさせていただいた。いや、一杯ではなく、「いっぱい」である。
このブログを始めるきっかけになった、昨年９月の当社社員研修の講演会
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12084563316.html
にわざわざ参加いただいたことからの縁である。
https://ja-jp.facebook.com/aokidoboku/posts/880863942001689
彼とは不思議な縁があって、共通の知人がたくさんいる。
この講演会の参加も、そんな関係からはるばる福島に来ていただいたのだ。
昨夜の話の中でも、新たに共通の知り合いがいることにびっくりして、酔った勢いでその方に電話してしまった。
とにかく行動力のある彼の体験談にはグイグイ引き込まれ、いろいろ聞かせていただいた。
話の内容は多岐に渡ったが、彼の口からは「地域のために」というフレーズが何度も出ていた。
気持ちの根底に、「自分が」とか「わが社が」ではなく、「地域のために」という思いがあることが本当によく分かった。
「売り手よし・買い手よし・世間よし」という近江商人の「三方よし」の精神を建設業にも取り入れようという運動に２年前から参加いただいている。
http://www.sanpouyoshi.jp/
理論や思想を学ぶ以前に、このような「地域のために」という本気の思いを持つことが大事なのだ、ということを今朝つくづく気づかされた。
行動している同業者の話は、なによりも刺激になる。