工事看板を見ると、その会社の姿勢が見えると思っている。
とにかく立ててればいいという感じで錆びて傷だらけの看板を立てている現場もあれば、整然と常にきれいに設置している現場もある。
一般の方にとってどんな工事をどんなレベルでやっているのかは分かり難いので、看板が社会に対する顔になってしまう。だから当社でも各現場でいろいろ工夫している。
ちょっとした配慮をしてよりよく「見える」工夫をすることが、より高い安全につながり、さらには企業姿勢のPRにもなる。
「会社」も「発注者」も「住民」も意識した「三方良し」の意識があれば、おのずと看板は変わってくるはずだ。
工事名そのまま「歩道の融雪設備設置工事を行っています」という言葉を使うか、もっと一般の方にも伝わりやすい「雪を溶かす歩道を作っています」では、配慮が違うし、受ける印象にも差が出る。
左車線へ誘導を促すこの2枚の看板、どちらがよいだろうか。
某所で見た工事看板がこれ。
作業をしていないので「解除中」というステッカーを貼っているのだが、こんなテキトーな貼り方なので「解除中よってください」という一般通行車には意味がまったく分からない看板が連続して並んでいたのである。びっくりして一度戻って撮影してしまった。
交通量の多い道路でこんなこと行為は通行車の目線を無視しているからで、わざわざ会社のイメージダウンをしているようなものではないか。
当社では決してこういうことのないように配慮と工夫をせねばならない。