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これも短いから行くなら早めに「沖縄丸鶏製造所 ブエノチキン」のブエノチキン半羽カット

 今日15日から阪神百貨店の催事が沖縄物産展、今年に入りにわか沖縄ファンの血が騒ぐ。

 

 

 ちゅーか、こないだのGW前半にこの店に行った際、玄関のドアに「GO! OSAKA 沖縄丸鶏製造所 ブエノチキン」と貼られてあった。

 ということで「ブエノチキン」。
 何でこの店に行くことになったんやろ、おそらくTVで放映されてたのをチェックしてたんだと思う、じゃないとわざわざ行かんもんな。

 なので場所は中心地ではない。
 GW初日の4月27日は10時に那覇空港に着いてゆいレール乗り放題2日乗車券を買って最初の2日はゆいレールで行ける所を行きまくる予定であった。
 ちなみに1日券800円で2日券だと1400円なのでゆいレール観光する人は絶対買った方がお得。
 

 

 しかもこの券、日が変わればお終いじゃなくて購入してから24時間。
だから10時にチケット買ったら翌日の10時まで乗れちゃう。
 ワタシは土曜の10時14分に買ったから月曜の10時14分まで使える、だから月曜も早朝からゆいレールを近場でも乗り倒してメチャメチャ有効に使った。

 ま、それは置いといて、初日はまずは終点のてだこ浦西駅まで行って始まったこの時の沖縄旅行はどんどん南下することになる。
 道中首里で沖縄そば食べに降りたりして、正直お腹一杯であったが、せっかくなので寄らねばならん、何しに来とんだ、食べに来とんだ。

 ちゅー訳で最寄駅は首里から2駅の古島。
 ここから北に歩いて5分に丸鶏製造所がある。

 

 

 ・沖縄丸鶏製造所 ブエノチキン:ブエノチキン半羽カット1000円
 

 

 到着時間は14時半、まったこの日は良い天気で日差しが強いので暑いというより痛い、まだ4月なのに。
 遠めに見ても分かる派手な黄色い看板、ここか。
 ワタシは半身焼きとか半身揚げとか鶏肉大好き、もちろん焼鳥も塩でもタレでも、唐揚げはそうでもないが。
 こちらの店は老舗で県民に昔から好かれている馴染みある店だそうだ。

 


 入口には2時間かけて焼くというロースターがある。
 こういうの見たら名古屋は大須のブラジルの丸鶏を思い出す。
 そして入口には上述の「GO! OSAKA」が貼られてて大阪に来ることが分かった訳だ。
 

 

 時間的にもアイドルタイムだったので早速注文、イートインも出来るので勧められたが、ビールと一緒に食べたいし、そもそもお腹空いてないし、ここはテイクアウトで。
 

 

 メニューこんなんで、1羽か半羽かの二択、吞んだ後のホテルで〆用に買うので半羽だろ。
 


 待つ程もなくカットしたやつをアルミホイルで包んで渡してくれた。
 熱々だったら神のような美味さだそうだ、袋には「美味しさ期限3時間」、30分以内だと神の美味しさ! 当日中だとこれぞブエノチキン、翌日~4日目でただの味付トリニク、5日目~食べられません、だそうだ、なかなかにシャレ利いてる。
 こちらの特徴は1羽のお腹にまるまる1個のにんにくを刻んだものが詰められてるらしい、そして大量の酢を使った秘伝のタレに2日間漬け込んでること。
 けんども当然アルミホイルに包んでるので臭いはないから、ゆいレールにも余裕で乗れた。

 そんで一旦ホテル置いといて、牧志公設市場の1Fと2Fで飲み食いしてホテルに戻る。
 レロレロの一歩手前くらいやが、ちゃんとお腹も残してますよ、アルミホイルなのでオーブントースターで焼いてみるか。

 

 おおー、ロースターで焼かれた焦げが美味そうや。
 そんですげージューシーなのよ、カットされた肉はもちろんやが、荒く刻まれたにんにくがぼってり入って大丈夫かってくらいそそる。
 香りはにんにく臭はそれ程ではなく、よく分からん香ばしさがある。
 

 

 では食べてみよう、もぎゅもぎゅ、へぇへぇへぇ、こんな味なんや。
 と説明するのも難しいんだけど、鶏肉の肉汁がたっぷりでにんにくが蒸し焼きみたいになっててしっかり食べても臭さがない。
 そんで鶏肉自体の旨さとほんのりとした酸味、何というかあんまり食べたことない味で新鮮、酢使ってんのか使ってないのか分からんくらい、面白い。
 肝心のにんにくは本当ににんにく臭がなくて旨さだけが残ってる。
 肉の旨さとほんのりした酸味ににんにくの旨味、確かにこりゃシンプルで美味いわ。
 泊まってたホテルの1Fのフリースペースで飲み食いしてたが、うかつにも酔っ払って寝ちゃうくらいの(危険だから寝るなよ)酒がススムくんな食べ物よ、ブエノチキン。

 さー、梅田阪神の催事は20日まで。
 沖縄を出ることはないそうなので、沖縄発のブエノチキン、食べに行く価値あるかもよ。
 

 

 次回は焼き立て食べたいけど、昼は沖縄そばやろうから、やっぱりテイクアウトになるのは悲しいことや。
 でも美味しいからまた古島まで行っちゃうよ~~~。
 

沖縄は首里の人気店「首里そば」の首里そば大600円

 昨年末12月30日から1月2日まで沖縄は那覇の国際通りを堪能した。
 この時は23度くらいでメチャクチャ快適で天気も良く何食べても美味しかったので、また行きたいと思った。
 
 チャンスはすぐ来て、4月の半ばの月曜に休みを取ると往復で2万円で行けることが発覚した、なら行かねば。
 3週間前にレンタカーを借りて浦添から宜野湾まで走って沖縄そばにバター焼きにタコスの美味い店を回ってきた。
 ただし天気は曇りがちで夜は雨が降って、特に2泊3日の最終日は大雨洪水雷警報なんかで出て、バケツをひっくり返したような雨に、どんがんどんがん雷が落ちて歩き旅では久しぶりにエラい目に遭った。

 それでGW、新幹線ののぞみは全席指定だわ、ホテルはどこも一杯やし高いわ、それにそもそももう行きたい所もそれ程ない。
 ならまだ極めてない沖縄に行くかと、また今日30日を有給にして、帰りの飛行機9000円と格安で帰って来ることにした。
 心配は天気、結構雨予報だったが、強烈な晴れ男のワタシが来たのでほぼ好天に恵まれてメチャ日焼けしてしまった。
 
 で、初日はゆいレールを乗りまくりで、検索したら必ず出てくる沖縄そばの有名店に行ってみようかと。
 4月中旬に行った際に超行列店を見付け、その豪雨の最終日にあまり並ばずに行ってみたが、これが全然たいしたことなくて(いや、美味しいんだけど、並ぶ労力と価格が合ってないってことね)、ここも期待せずに、むしろ揚げ足取るくらいの気持ちで行ってみた。

 


 ・首里そば:首里そば大600円
 

 

 首里城のあるゆいレール首里駅から歩いて5分、住宅街にある家沖縄そばの店。
 着いたのは12時45分くらいで待ちが10人くらい、この時間なので、出てくる客ばかりなので早かろうと、珍しく並んでみた。
 

 

 待ってる間にメニュー確認、なんかエライ安いんですけど。
 そうして待つこと10分、すんなり入れた。
 

 

 店内こんなん、まずは玄関で靴脱いで入店、この辺も家沖縄そばたる由縁。
 

 

 待ちが出来てるくらいなので店内は満席、すると奥の部屋を開放してくれて、そこに座らせてもらった、相席で。
 

 

 メニューは首里そばにご飯かおにぎりかジューシー(炊き込みご飯みたいなもん)にジュースにビールにかき氷ぜんざい(沖縄ではぜんざいのかき氷が定番)、ここはそば小400円・中500・大600円とかなりリーズナブルなので、もちろん大でしょう。
 

 

 混んでる割に5分も経たずに出てきた首里そば大、見た目は三枚肉が3枚、蒲鉾2切れにネギに紅生姜じゃなくて、普通の生姜をケンにして載せてるのがポイントか、器も良い。
 

 

 じゃ、まずは麺から食べる、麺太郎やからずるずる。
 うわー、ここはメニューに旨・かた麺と言ってるように、自家製と思われる平打ちの幅が不揃いの麺が見た目も面白いんだが、それが沖縄そば特有のごわっとした茹で加減で、違った意味での喉越しが楽しい。
 スープは豚の風味に鰹節感があり、見事に透き通ったスープは芸術品か。
 三枚肉は脂がとろけて甘さも丁度良く、これで泡盛呑めちゃう、酒クレ。

 麺とスープと具材にケチを付ける所が何もない。生姜は紅生姜じゃないのも自然派やし、接客も見事なまでに気持良いし、値段も大600円と優しいし、これぞ理想の沖縄そばや。


 名前だけの店では全然ない、ヒットするのもの分かる良い店だと実感した。
 しかし沖縄の恐るべし所は、この十分完璧だと思われた店と同等かそれ以上の店がどんどん出てくる所、奥深いのよ沖縄ぞばの世界。
 

岡山の朝ラーは「三方らーめんおお田」の朝らーめんしょうゆ

 岡山で泊まった時に朝ラーしようと思って探してみたら、土・日は7時から開いてるラーメン屋さんがあった。
 駅近やし行ってみることにした。

 場所はイ〇ンモール岡山を南に下がり二本目の東西の筋を西に折れてすぐ。
 この辺って夜の飲屋街でもなさそうやし、何でこんな所でラーメンが食べられるのかが謎や、しかも土・日は朝ラー、うーんよく分からん。
 

 


 ・三方らーめんおお田:朝らーめんしょうゆ600円
 


 おお、ちゃんと開いてるではないか。
 表にA型看板があってメニュー確認、朝らーめんあるある。

 

 

 一番客やったか、ガラッと入ってテーブル席に座る。
 

 

 再度メニュー確認。
 朝は塩としょうゆ、何故か塩だけが細麺か全粒粉の平打ちめんが選べるらしい。
 スタンダードにしょうゆが食べたいワタシとしては残念。
 どんだけ酒飲んだ後の人向けのメニューやねん、的な限定10食の具だくさんおみそ汁600円ってのがある、へー。
 

 

 普通のメニューはこんなん。
 坦々麺やってるのと光って見えんがしそ梅らーめんというのは興味深い。
 かなり創作が得意と見た。
 

 

 しょうゆを頼んで5分くらいで出てきた朝らーがこれ。
 おおー、メチャメチャ凝ってるやん、もやしにキャベツにとろろ昆布に紫玉ねぎに普通のネギに煮卵にチャーシューに豆腐??? 面白い。
 

 

 まずはもやしから食べて麺、この麺は細目の加水率高めのつるシコ麺、のど越しヨロシイ。
 スープは鶏メインなんかな、甘めの醤油で万人受けしそうな味。
 チャーシューが絶品で、側が炙られててカリッと、噛めば醤油ダレの旨味がじゅわっと拡がる、これは酒の肴になるタイプ、イケる~~~。
 朝の600円らーめんなのに黄身とろとろの煮卵まで付いちゃってラッキー。
 何故か豆腐にとろろ昆布がトッピング、この狙いはなんざんしょ???

 この醤油らーめんを常時提供してるのか知らんが、ここがどうやという穴がなく、工夫の多いラーメンやなと思った。
 7時からやってる店もそうはないので、要チェックの店やと思う。


 繰り返すが中国地方を3年ぶりに再度担当することになったので、また行く機会が増えたらええな。
 岡山楽しいんだよ。