沖縄は首里の人気店「首里そば」の首里そば大600円 | 火水のブログ

沖縄は首里の人気店「首里そば」の首里そば大600円

 昨年末12月30日から1月2日まで沖縄は那覇の国際通りを堪能した。
 この時は23度くらいでメチャクチャ快適で天気も良く何食べても美味しかったので、また行きたいと思った。
 
 チャンスはすぐ来て、4月の半ばの月曜に休みを取ると往復で2万円で行けることが発覚した、なら行かねば。
 3週間前にレンタカーを借りて浦添から宜野湾まで走って沖縄そばにバター焼きにタコスの美味い店を回ってきた。
 ただし天気は曇りがちで夜は雨が降って、特に2泊3日の最終日は大雨洪水雷警報なんかで出て、バケツをひっくり返したような雨に、どんがんどんがん雷が落ちて歩き旅では久しぶりにエラい目に遭った。

 それでGW、新幹線ののぞみは全席指定だわ、ホテルはどこも一杯やし高いわ、それにそもそももう行きたい所もそれ程ない。
 ならまだ極めてない沖縄に行くかと、また今日30日を有給にして、帰りの飛行機9000円と格安で帰って来ることにした。
 心配は天気、結構雨予報だったが、強烈な晴れ男のワタシが来たのでほぼ好天に恵まれてメチャ日焼けしてしまった。
 
 で、初日はゆいレールを乗りまくりで、検索したら必ず出てくる沖縄そばの有名店に行ってみようかと。
 4月中旬に行った際に超行列店を見付け、その豪雨の最終日にあまり並ばずに行ってみたが、これが全然たいしたことなくて(いや、美味しいんだけど、並ぶ労力と価格が合ってないってことね)、ここも期待せずに、むしろ揚げ足取るくらいの気持ちで行ってみた。

 


 ・首里そば:首里そば大600円
 

 

 首里城のあるゆいレール首里駅から歩いて5分、住宅街にある家沖縄そばの店。
 着いたのは12時45分くらいで待ちが10人くらい、この時間なので、出てくる客ばかりなので早かろうと、珍しく並んでみた。
 

 

 待ってる間にメニュー確認、なんかエライ安いんですけど。
 そうして待つこと10分、すんなり入れた。
 

 

 店内こんなん、まずは玄関で靴脱いで入店、この辺も家沖縄そばたる由縁。
 

 

 待ちが出来てるくらいなので店内は満席、すると奥の部屋を開放してくれて、そこに座らせてもらった、相席で。
 

 

 メニューは首里そばにご飯かおにぎりかジューシー(炊き込みご飯みたいなもん)にジュースにビールにかき氷ぜんざい(沖縄ではぜんざいのかき氷が定番)、ここはそば小400円・中500・大600円とかなりリーズナブルなので、もちろん大でしょう。
 

 

 混んでる割に5分も経たずに出てきた首里そば大、見た目は三枚肉が3枚、蒲鉾2切れにネギに紅生姜じゃなくて、普通の生姜をケンにして載せてるのがポイントか、器も良い。
 

 

 じゃ、まずは麺から食べる、麺太郎やからずるずる。
 うわー、ここはメニューに旨・かた麺と言ってるように、自家製と思われる平打ちの幅が不揃いの麺が見た目も面白いんだが、それが沖縄そば特有のごわっとした茹で加減で、違った意味での喉越しが楽しい。
 スープは豚の風味に鰹節感があり、見事に透き通ったスープは芸術品か。
 三枚肉は脂がとろけて甘さも丁度良く、これで泡盛呑めちゃう、酒クレ。

 麺とスープと具材にケチを付ける所が何もない。生姜は紅生姜じゃないのも自然派やし、接客も見事なまでに気持良いし、値段も大600円と優しいし、これぞ理想の沖縄そばや。


 名前だけの店では全然ない、ヒットするのもの分かる良い店だと実感した。
 しかし沖縄の恐るべし所は、この十分完璧だと思われた店と同等かそれ以上の店がどんどん出てくる所、奥深いのよ沖縄ぞばの世界。