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難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

6月23日までの1ヶ月間、ドラベ症候群患者家族会のFBでは

ドラベ症候群の子を持つ「お父さん」からの投稿をアップします。


去年もたくさんのお父さんからの投稿があり、毎日楽しみにしてくれていたり、参考にして頂いたり、共感して頂いたり

大変好評でした。

お母さんたちからは「パパがFBの文章を考えてから、子どもの事をまめに聞くようになったんだよー!」とか

「あらためて何の薬をどれだけ飲んでるのか聞いてきたよーー」とか

誰も損しないこの感じ(笑)

どうぞ皆さん、横にいるパパさんにお願いして、ご参加ください(←絶賛募集中)


夏服の季節ですね。


毎日、しゃぼん玉とお絵描きをしています。

そんな中、5月11日(月)お風呂上がりに右半身の強直発作をしました。

前後に目ぱちなしで、特に調子が悪かった訳じゃなかったので

○これから熱があがるもしくは
○お風呂上がりの「THEドラベ発作」

のどちらかで、ちょっとヒヤヒヤしていましたが

無事に、THEドラベ発作だったようです。

無事にって何だよ。って話ですが

何もしてなくても、目ぱちやミオクロニーが1日中あって、ダイアップを入れるまで、強直発作が5回も6回も続いてたこの数年のことを思うと

お風呂の温度熱かったんだな…と、理由のある発作で、発熱もないなら

セーフ、ということにしています。

その後のお風呂は、よりいっそう気をつけるのが前提ですが。


5月20日は、ことぶき10歳のお誕生日でした。

ドラベ症候群にとっての10歳って、特別です。

熱が上がらないように。
風邪を引かないように。 
疲れないように。
発作の対応を間違えないように。

「ことちゃんのママは過保護」「そんなことまで??」「そんなにピリピリしなくても」と言われようが

過保護が過ぎる位じゃないと、ここまで守れる気がしなかった。

身体も目も心も離れられない毎日でも

一瞬の緩みで、この大切な命が亡くなっちゃうかも知れないと

毎日脅える感じで生活していた。

10歳。

おめでとう。本当におめでとう。

本当にありがとう。

ここまで生きてくれて、本当にありがとう。

10歳を超えたら、命に関わらないと言うわけではありませんが

それでもドラベ症候群にとっての「10歳」という年齢は、感慨深い1つの年齢なのです。

地元の主治医から「10歳やな、おめでとう」と電話がありました。泣ける。

静岡てんかんセンターの初めての主治医から「10歳の元気な姿が見れて嬉しい」とメッセージが届きました。泣ける。

そして一緒に闘う仲間がいなかったら、私もここまで頑張れなかった。

本当に、皆さんのおかげです。

日々、身体が大きくなっていくのを肌で感じています。

去年履いていた夏のGパンが、今年は膝までしか上がらなかったり

寝てる時のオムツ替えで「あれ?これじゃ届かなくなった」と、体制を変えたり

足元でまとわりついていたのが、もう横に感じていたり

いつの間にこんなに大きくなったの(笑)

小さくてそれだけで可愛かった時期は、発作だらけで、生きていくのに必死で、あっという間に過ぎちゃったけど


大好きなしゃぼん玉を、得意気に吹いて笑顔になってることぶきは

まだまだ可愛くて、大切な娘です。

言葉が理解出来なくて、このコロナのせいで、お互いがイライラして「もうっ!!」ってなることもあるけど

一緒に

これからも頑張って生きていこう。

同じ年のドラベのみんなも、今年度にこの10歳を迎えるわけで

コロナじゃなかったら

我が家の財産を投げ出して、しまじろうかアンパンマンでも呼んで←

全力パーティーしたい位です(笑)


しゃぼん玉のプレゼントありがとう♪