大晦日です | ことぶき・ちゃちゃちゃ

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難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

あたしーーインフルエンザにならない遺伝子のタイプなんだと思うーーー。

と、画伯と同じ考えで豪語していたことぶきママです。

今年のインフルエンザは、人生初めてかかりました!という人、いませんか?(笑)

えぇ、私インフルエンザかかりました←

インフルエンザなめるな!と、とみまるすけ妻に一緒に怒られておこう。

自慢ですが、ほとんど風邪も引かない健康優良ババアの私が

自分の身体の尋常じゃない冷えかたに、びびりました。

足湯して手足を温めたら、39.5℃になり、倒れそうになりました。

それが21日の土曜日の夜のこと。

インフルエンザだったら、ことぶきに予防タミフルを!!と思い、日曜日の朝から救急外来に行きました。

インフルエンザA型です。と言われ、その足で小児科へ。

私はイナビル、ことぶきは(予防)タミフル。

2年前にインフルエンザBになった旦那が「予防薬いいなーーー俺もかかりたくない」と言ってましたが、高熱のため聞こえてないふりしてスルー。

何度も自分のおでこを触って「やばい。寒気してきた」とか、やってたけど

何度体温計で計っても36.8℃とか、コントかよ。

月曜日は、助けを求めるシステムも手段も人脈もないので

39.5℃でカロナール飲んで、運転して学校に連れて行きました。

カロナールて、初めて飲んだけど、めちゃ効くーーー。ありがたい。

そしてここからが、地獄です。

夕方、トイレから出てきたことぶきが急に右半身強直発作。

そのまま寝てしまう位の強さで、熱を計ると38℃。

ヨレヨレになりながらも、アルコール消毒とか紅茶飲ませたりしてたのに、インフルエンザ移ったか。

とにかくダイアップ6mgを入れる。

次の日は1日、37℃前半~36℃台のときどき微熱。

インフルエンザと違うか。インフルエンザだったら、高熱続くはずだし。

次の日の朝は、枕元にクリスマスプレゼントが置いてある日だけど

朝5時に、39.2℃のことぶきが枕元にいた。ブラックサンタめーーー!

ダイアップ6mgを入れる。

インフルエンザ(私)がインフルエンザ疑いのドラベ児を介抱する地獄絵図。

次の日も、その次の日も、夕方~夜は37℃前半まで熱が下がるのに、朝には手足が冷たくなり、高熱になる。

なんなの、これ。

解熱剤使ってないのに、この上がり下がり。

さすがに熱が続いていて、グッタリしてきたので土曜日に主治医に連絡しました。

インフルエンザが移っていたとしてもタミフル飲んでるから、もう熱は下がってるはず。
インフルエンザからの肺炎とか、他に理由があるかも知れないから、明日も熱があるなら受診するように。

と言われたのですが、夕方から36℃台になり、次の日の朝も36℃台をキープしたままだったので、油断していました。

お昼過ぎ、手足がキンキンに冷たくなったので温めていたら、夕方に一気に40.2℃に。

日曜出勤だった旦那に連絡して、救急病院に連れて行くことに。

主治医がその日は違う病院の当番で、そこに連れていき、インフルエンザとアデノの検査をして

マイナスだったので、いつもの病院へ。

主治医に紹介状を書いてもらい、病院に行くという不思議な状況。

救急車で運ばれてきた重症の子がいて、小児科医が全員そちらにかかり、診察がストップしていて

2時間待ち。

この時点では、37℃になっていました。さっきまで40.2℃だったのに。

毎日夕方17時半には寝ることぶきが、22時まで起きててグズグズになりました。

レントゲン検査の結果、気管支炎からの肺炎になりかけ。←これが熱の原因ということでした。

入院して抗生剤を使って、気管支炎を治しましょう、と。

てんかん以外で、入院することなんてなかったから、何か変な感覚です。

年末だというのに、病棟はいっぱいで、個室がなく、大部屋。

発熱中なので、もちろん感染症の発熱部屋。

怖い。

睡眠が乱れてることぶきが、夜中に大声出しても、逃げる所もない。

怖い。

ドラベを引いて知的障害児というだけでも、大部屋の入院はきついよ。

高熱の小さい子が、夜中泣いたりわめいたりしてたので、こちらが気を使うことはなかったのでセーフ。

ことぶきは抗生剤がよく効いたようで、熱は昨日の午前中から下がっています。

お昼過ぎから手足が冷たくなることもなく、朝を迎えたので

担当ドクター(←主治医とは別)に、退院したい旨を伝えてみる。

熱が下がった。
個室がない。
ご飯がお気に召さない(←食べるものが少ない)
少し活気が出てきた(寝たきりじゃなく、起き上がろうとする)
年末だから帰れるなら帰りたい。

椎名桔平を若くした感じの若い小児科ドクターも、まったく負けてなくて血液検査を提案。

で、結果を見て「この数字が…だから抗生剤をもっとしっかり入れたい」と説明され

昨日はマシだった喉のゴロゴロも復活したので、私も諦めて、病院での年越しを覚悟しました。

で、個室が空いたので移動←イマココ

差し入れに来てくれたてんかん友達、ありがとう。

おかげさまで、食料には困らず、売店には歯ブラシを買いに行った位です。

いつもは病院食をモリモリ食べてくれるのですが、咀嚼がしにくいらしく、好きなものしか食べてくれないという

我が家にとっては珍しい現象です。


今年はありがたいことに、たくさん笑顔が見れる1年でした。

年末は残念ながら私のミスで、発熱になり入院になりましたが(反省してます)

命あることに感謝して、また来年もドラベ児たちが元気に、ドラベ児家族が楽しく幸せに過ごせますように

祈っています。

今年も1年、ありがとうございました。