毎朝学校へ連れて行き、教室までは機嫌良く歩いて
途中途中で会う先生に「おはよーーごじゃいます」と深々と挨拶をして
最終、自分の教室までヨタヨタと歩き、担任の先生に会って
ぶちギレて鞄を投げつける←
叩く、殴る、つねる、引っ張る。
そして加害者なのに、泣く。号泣。(被害者:先生)
誰かが近づこうものなら、巻き込み、殴るにかかる、のを先生が止める。
という意味不明の毎日を、過ごしていました。
もうねーー憂鬱なのーーーこの時間。
学校好きなはずなのに、このお別れの儀式だけが、暴力と号泣の嵐。
水筒、割れてないかなーーとかも、心配(←そこ?)
100均のボトルは割れましたが、高いボトルは割れませんでした。高いだけある←
私が見えなくなると、ケロッとするのが分かってるから(←いわゆる、ことぶき劇場ってやつ)
いつも隠れて帰ったり、さっさと逃げたりしていて
でもある日、担任の先生から
「いってきます、いってらっしゃい、を泣いてもいいのでやりましょう」と提案がありました。
ひっちゃかめっちゃかに、なりますよ??ただでさえ、先生がぼこぼこにされてるのに。
あーーーー不安。
でも、先生も言ってくれてるしーー 、と鬼になり「行ってらっしゃい」と手を振ると
「いやぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!(号泣)」
全財産3億円が株暴落して、無一文になったかのように、崩れ落ちていました。
これを繰り返すこと2週間。
少しずつ、泣きながらでも、手を振るようになり
泣きながらでも「行ってらっしゃい」が言えるようになり
激しく先生を叩くこともなくなり
鞄を投げることが、まだあるけど
普通の顔で「行ってらっしゃい」が言える日が何日か続き
私が見えなくなったとこで、先生に「今日も上手に行ってらっしゃい出来たーーーー!!」と褒められていました。
「切り替え」の合図、無視したらダメだったんですね。
いつも何となく、何とか過ぎていた時間が、少しずつ少しずつ、変わりました。
笑顔で「行ってらっしゃい」が言えますようにーー。
金曜日は、リハビリ型放課後等ディサービスの日。
40分の音楽療法を受けて、涼しくなったので駐車場まで歩いて帰りました。
本日のことぶき画伯の作品。
タイトル「不思議」(この手の作品なら、何度でも使えるタイトル)
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