ヨーデルヨーデルヨーデル | ことぶき・ちゃちゃちゃ

ことぶき・ちゃちゃちゃ

難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

便秘薬ではありません。

妖怪でるけん、の方です。

マジで存在してるわ、あいつ。

ことぶきは、5月22日からセレニカR、臭化カリウム、フィコンパに足して

ベンザリン(ベンゾジアゼピン系)を服用することになりました。

最初は1mgからスタートして→2mg→2.5mgと2週間ごとに増やしました。

調子が悪くなっても、夜の薬を飲ませると

わずか20分でトロンとなり

まぁ、ふらふらで酔っぱらいになり歩けない程ですが

でも、発作より全然良いわーー、です。

発作が多過ぎて、夜ご飯が食べられないレベルでも

ちょっと甘酒とか飲ませて、先に薬を飲ませると

ご飯を食べれるまでに復活しますので

ギリギリだけど、何とかかんとか生活出来ていて

あのガクガクガクのミオクロニーを、何時間も何時間も強直発作になるまで見てるだけ、ということはなくなりました。

なんて、1週間前に旦那と話をしていたら

夕方の発作が酷くなり、朝からミオクロニー重積になったりしました。

ちゃんちゃん♪

ちゃんちゃん♪、じゃねーーよ…(←謎のブラックボケ突っ込み)

妖怪出るけん、みんながブログを更新しないようになってる気がする。

魔術師かよ、妖怪どらべっちめ。

そんなギリギリの生活の中でも、プール授業が受けられたりもしました。

プールに入る前に、塩素の入ったシャワーとか浴びて、子どもたちはキャーキャー言いながら通り過ぎますが

このシャワーが冷たくて、ことぶきには無理なので

(身体に冷水が当たってヒヤッとして発作になるドラベあるある)

濃いめの塩素(濃いめの抹茶的な…笑)を入れたビニールプールに、ことぶきを入れて消毒してくれます。

そして、小さい温水プール(塩素なし)に入ってしまうと、大きいプールには入れないので

最初から大きいプールに入れてくれました。

どこぞの大統領が来日されましたかのような

大人を3人も従えて、うちわで仰がれながら、屋外のプールまで行き

水に入っては拍手、水から上がっては拍手。

ありがたいことです(※私だって、学校の文句ばかり言ってる訳ではありません)

他の子どもたちが休憩の時に、バスタオルでくるんで更衣室(冷房なし)で早着替えをして

体温が下がってるから、このまま室内に戻るとエアコンで『ブルッ』となってアウトだから

しばし日向で体温を戻してから、室内へ。

こんなに配慮して頂いて、本当にありがとうございます、と言うと

『これでプールに入れるという経験が出来るなら、いいじゃないですか!こんな感動の日に立ち会えて私も嬉しいですーー』と担任の先生が言ってくれました。

涙ものです(←あ、涙は出ていか)

プールに入れることが当たり前ではない生活。

笑顔を見てるだけが当たり前ではない生活。

このギリギリだけど、一瞬一瞬を大切に生きてることぶき。

同じように大切に寄り添ってくれる学校で良かったです。

『だいたい分かったので、次回から付き添いいりません』と言われる始末。

えーーーーっ!!マジで??大丈夫か??(←子離れ出来ない)

プール授業の夕方、発作は酷かったです。

人生を楽しむことに、こんなに命を削りながら生きてることぶき。

何が正解なのか、本当に分からない。

後悔と喜びが隣り合わせの毎日だけど



大きな口で笑って過ごせる経験は、やっぱり何にも変えられない宝だと思う。

私、そう思い込むことにするよ。

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