どれが正解とかない | ことぶき・ちゃちゃちゃ

ことぶき・ちゃちゃちゃ

難治性てんかんドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と闘う娘のことぶき。
顔だけで結婚を決めたイケメン(だった)B型の旦那さん。
私は普通の主婦です。
家族みんなで頑張っている闘病日記です。

DFK記事を書きたいのに、日々の生活(DSJ系も含めて)に追われ

そして、そんな中、薬の追加や増量もあり、ミオクロニー重積発作も日々変わらずあり、記録記事もなく

あーーー何も出来てねーー、あたいっ!!

キャパ狭すぎる。

世の中には、子どもが2人も3人もいるのに仕事も、家事も、PTA業務も、育児も、DSJ業務頭脳班の仕事もこなしてるスーパーウーマンがいるのに

しかもみんな美人で綺麗にしてるのに

私ときたら……

いや、もう消えたくなるので、この辺でメソメソするのは止めておこう(※嘘です。メソメソはしてません)

学生の皆さまーーー勉強は大切ですよーーー!今からでも遅くないよーーーー!!(←謎の遠吠え)

記事にしたいことはいっぱいありますが、私としては思いきった決断をしたなーと思うことが

ディサービスの見学。

きっかけは、月1回の参観日。

ことぶきはリトミックが大好きで、それはもう園の時から

親が本当に驚かされる位、生き生きとしていて

音楽と身体の動きが、きちんと合っていて、しかもいいのか悪いのか、先読みまでしていたりして(笑)

どの参観日でも、かなり目立つほど、表情豊かに張り切ってやっていました。

音楽療法とかリトミックをやってるディサービスとかあれば

通わせてあげたいなーーと漠然と思っていて

まぁ民間の所でも良いんだけど、言葉の理解力がない障害児の受け入れは難しいだろうなーと。

そろそろ夏休みも近づいてきたこともあり、まぁ何となしに、ディサービスとか見学行ってみるか??という気分になりました。

リトミックとかなければ、やっぱりやーめーたー!にすれば良いし(←親離れ出来ない)

ディサービスの申請は、児童相談所になります。

ディサービス見学が先なのか、児童相談所が先なのか。

そんな事すら分からないド素人の障害児親です、すみません←

あまり行くつもりもなかった……というより、発作だらけで学校もままならないのに

そんな気持ちになれなかったから、情報収集もしてこなかった。

まぁでも、夏休みに行く場所がない私たちは

去年はイオンとか、ショッピングセンターばかり行ってたなと思います。

長期の休みに行く場所を作ってあげるのは、私の仕事だなと思い、重い重い腰を上げました。

ことぶきの新しい居場所作りには、ドラベ症候群の説明はもちろん、ことぶきのややこしい発作についての説明が必要ですし

そもそも知的障害重度の、見た目は元気、中身は病弱、配慮は医療ケア並みのてんかん児を、受け入れてくれるのだろうか。

気分は『よっこらしょ!!』どころか、『よっこらしょ!どっこいしょ!うんとこしょ!』です(笑)

あーー小発作のないドラベ症候群の子どもが羨ましい。

児童相談所に電話をして

土曜日と長期の休みに通いたい。
リトミックを中心にやってる所。

を伝えると、後日連絡がきて、近所のディサービスを何件かと

音楽療法士がいてリトミックをやっているディサービス(家から20分くらいの所)を紹介して下さいました。

遠いなーーーでも、音楽療法士がいるなら本格的だなーと興味を持ったので、すぐ電話。

次の日(土曜日)に見学に行きました。

責任者の方が結構なおばあちゃんで、おばあちゃん特有の昔話と、長い長い歴史的な自己紹介がありましたが

悪い人ではなさそう←

支援学校を早期退職したおじさま先生が、私と面談中はことぶきと遊んでくれていました。

土曜日だというのに、来ていた子どもは1人で

他のディサービスは、どこもいっぱいなのに何でこんなに空いてるんだ。

不安じゃねーーか!と心の中で叫んでいたら

『うちはあまり人気なくて……』とおばあちゃん(※注:管理責任者)

絶対音感があるという音楽療法士のおばあちゃん(※注:管理責任者)は、心の声が聞こえるのか??

腱鞘炎で、ピアノをあまり弾けないと言ってて

音楽療法士のいるリトミック中心のディサービス……と、心の中でつぶやきました(←これは聞こえなかったようです 笑)

まぁ、人気がない理由は、何となく分かるけど←

ディサービス未経験者のはじめの一歩として、少人数だし

どんな事をするのかも気になるので、契約してきました。

契約書も、何か色々と変更されてる所が直してなかったりで、ドタバタ(笑)

全体的にスタッフが少なく(子どもも少ないのかも知れないけど)

スタッフの年齢がみんな高いので、そんな多動の子どももいなさそう(←うちの子どもが多動なら諦める)

ドラベ症候群の説明したけど、あまり理解出来てなさそうで(まぁ、難しいだろうなー)

でも、発作が止まらなければ、救急車を呼んでくれると約束してくれたので

調子が良い日なら、特に問題ないだろう。

(近くで待機してるけど 笑)

とりあえず、契約と申請はクリアしました。

ことぶきは生後2ヶ月で保育園に入れるつもりで、契約していて

明日が入園という日の夜に、重積発作で救急搬送されました。

2歳のとき、それまで母子療育に通っていたけど、母子分離の療育に変更した時に

インフルエンザで病院にいるのに発作が止まらなくなり、生死をさ迷いました。

私から離れることに、身体で嫌だと訴えているんじゃないかと

私が離れることで、命をなくすんじゃないかと

ずっと、ずっと、ずっと、そんな事を考えていました。

だから離れられない自分がいて、ディサービスなんて考えることもしませんでした。

同じドラベのお母さんでも、性格も違えば、子どもの発作の種類も違います。

支援学校も通うことが出来ず『訪問学習』を選択する方もいます。

感染症から守るためだったり、発作の対応の問題があったり、理由は様々です。

バスに乗せない親、バスに乗せる親。

ディサービスに通わせる親、通わせない親。

みんなそれぞれの理由があって、でもみんなきっと子どもの事を一番に考えて

考えて、考えて、考えて、考えた結果なんだと思います。

過保護だよね、頑張らせ過ぎだよね、守り過ぎだよね、無茶し過ぎだよね。

自分とは違う生活を見てると、色んな意見がありますが

どれが正解で、どれが不正解ではなく

ドラベ症候群の自分の子どもの生活は、自分で決めていくしかありません。

どうか、ことぶきが楽しい毎日を送れますように。

ディサービスも、その中の1つになりますように。

そして、大切な命が守れますように。

ランキング参加しています。
にほんブログ村 病気ブログ てんかんへ
にほんブログ村