世の中のイライラの何割かは、
「私がこんなに頑張ってるのに
なんで誰も何も言ってこないの？」
っていう愚痴?ボヤキ？悪口？
で出来てるんじゃないかと思うんです。
「こんなに仕事頑張ってるのに！」
「子育てこんなに必死なのに！」
「家のこと、こんなにやってるのに！」
なんか、みんな、それやって当然、みたいに。
それどころか、もっと頑張れ、みたいに。
「がんばってるよね」って、
言ってほしい。
「いつもありがとう」って、
言われたい。
そりゃそうです。
だって、頑張ってるんです。
言われたいと、思います。
ただこれ、実現する確率が
そんなに高くはないのだ、と
気付いたんです。
[それを誰かが言ってくる確率は
ものすごく低い]
あなたが何かに熱心に取り組んでいます。
（仕事、子育て、家のこと、地域のこと・・・）
とても一生懸命、頑張って、取り組んでいます。
あなたが望む、
「誰かが何かを言ってくる
＝認められる、評価される、褒められる」
これが実現するためには、
以下のような流れが必要です。
誰かがそれを
①発見して、
↓
②認めて、
↓
③評価して、
↓
④言葉にして、
↓
⑤伝えてくれる
この、①～⑤が全部クリアされないと、
「なんで誰も何も言ってこないのよ！」
このボヤキは解消されないわけですから、
確率としてはかなり低い。
これを偶然にまかせて、ただ待っているというのは
かなり当てにならない。
だから、
当てにならないことを
待ってはいられないので、
言ってしまいましょう。
自分で。
言ってほしいその言葉、
自分で自分に
思う存分
プレゼントしてあげてください。
[欲しい言葉は、
まず他の人に言う。]
ただし。
自分にだけ言っていると、
バランスを崩します。
「誰も言ってくれないから
自分で言うしかないよね～」
と
「どうせ自分は」的な気持ちにつながり、
あなたの魅力が薄れていきます。
これはいけません。
ですから、
バランスを取ります。
どうやって？
同じことを、同じだけ、
他の人にも言います。
これで安心。
バランスもOKです。
自分が言われたい、言ってほしい言葉があるならば
同じことを、同じだけ、
他の人にも言います。
[欲しい言葉は、
自分から言う。]
「ほんとよく頑張ってるよね」
と言ってほしい人は、
これを自分に言って
（声に出しても、心の中でも）
そして同じ言葉を
他の誰かに対して言う。
相手は誰でもいいです。
「いつもありがとう」と
誰も言ってくれなくて嫌だな、と思っている人は、
これを自分に言い
（声に出しても、心の中でも）
そして同じ言葉を
他の誰かに対して言う。
相手は誰でもいいです。
「いつもがんばってるね」
「感謝してるよ」
「あなたのおかげです」
「さすがですね」
言われたら、嬉しいです。
自分に、言いましょう。
同じだけ、他の人にも言いましょう。
言いましょう、というか、
聞いてもらいましょう
という感じですね。
だって、もともと
自分が言われたい
が始まりですから、
動機が不純です(笑)
でもいいんです。
だって言われたいんです。
そして、拗（す）ねてしまいそうなんです。
何とかしたいんです。
もし、
こんな言葉を誰かに投げかけて
「どうしたの急に？
何かあったの？」
と驚かれたとしたら、
それまであまりそういった言葉を
誰にも言ったことがなかった
ということですから、
それはそれで
新たな発見になるというものです。
回数や頻度は人それぞれでしょうが、
じわじわ続ければ
自分にも周りにも、
少しずつ変化が起きそうですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
あなたの思いが言葉となって、
必要な人のもとへととどきますように。
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