先日、「地頭」についての記事をリブログしてみたり、自分でも書いてみたりしました。
今日はブロ友さんがそれについての記事を書いていたこともあり、改めて「地頭」とか「理系・文系」とか考えてみたのですが…。
ポッターが小学生の頃、ある私立中学の説明会で先生がおっしゃっていたことを思い出しました。
「算数はできるけど他の教科はあまり・・・という子は、さぼり癖のある子です!」
これを聞いたとき、「ポッターのことだ」と…。
「男子に多い」とも話していて「たしかにな~」と思いました。
その理由の一つに、「精神年齢」が挙げられます。
男子は幼いんですよ。
だから、嫌いなことはやりたくない。
「でも、やらないと」と思える子は、精神年齢が高いのです。
女子はきちんと考えてコツコツやる子が多いですよね。
あと、周りの目を気にする。
今まで教えてきた生徒を見ても、やはり女子は自分の立ち位置を気にします。
「友達が御三家を受けるから自分も受けないと」「自分だけ偏差値の低い学校になったら恥ずかしい」「御三家がダメでも○○(豊島岡とか慶應とか洗足とか)には合格しないと」など。
10円ハゲができるほど自分を追い込んでまで、勉強する子もいました。
それに比べて、男子はどうでしょう。
もちろん、精神年齢が高くコツコツ型の子もいるとは思います。
でも、幼い子が結構多いのではないでしょうか。
ポッターもそうでした。
「国語(漢字・語句)と社会は暗記が多いから面倒」
「生物も覚えることが多くて嫌だ」
「算数と物理と化学は暗記しなくていいからラク」
こんな感じでした。
まさに「さぼり癖のある子」です
ただ、幼い男子でも入試直前に目覚めて急激に伸びる子もいます。
そういう子はきっと、目標を見つけられたのではないかと。
「どうしても○○に合格したい」と思える何かを。
そう思えるきっかけは、何でもいいと思います。
ポッターは結局、最後まで目標は見つけられませんでしたけどね
受験した学校は全部気に入っていて(ポッターの希望条件にあった学校しか受けなかったし)、偏差値なんか関係なく「どこでもいい!」という考えでしたから。
本当に幼すぎました…。
そんなこんなで・・・
中学受験には「精神年齢の高さ」って必要なんだな~と、改めて感じたというわけです。
最後に「地頭」についても少し。
ブロ友さんの記事に書かれていた内容を抜粋。
「理系科目は抽象理解度つまり地頭や理系脳要素が高くないとレベル上げがしづらいが、文系科目は具体的な事象を扱うので、量と成果に相関があり、努力が結果につながりやすい。」
本当にそうだな~と思います。
中学では上位だったのに高校からだんだん下がっていく子、結構多いです。
特に、数学(数B辺り)や物理で脱落する子が…。
やはり、「抽象理解度」は地頭が関係している気がします。
これから文理選択をする皆さん、理系科目が得意(好き)ではない場合は「就職に有利だから理系」と安易に決めずに、自分の努力が成果に表れるであろう選択をしていただきたいです!