前回、地頭についての記事を書きました。
「地頭」というと「IQ」が関係していると考えられますが、「言語性知能」と「非言語性知能」には違いがあるようです。
こちらの記事によると、「言語性知能」は教育によって身につけられる知識や経験だと書かれています。
逆に「非言語性知能」は生まれつき決まってしまう要素が大きく、遺伝率が70〜80%ぐらいと考えられているそうです。
ということは、幼児期に実施する知能検査の「言語性知能」の部分は成長と共に変化する可能性があるけれど、「非言語性知能」はほとんど変化がないと考えて良いのかもしれません。
ちなみに、ビネー式知能検査では「知覚」「言語」「思考」「記憶」「数量」「構成」という項目があります。
「言語」は環境(学習の度合い)で変わるけれど、他の項目はあまり変化がないということですね。
※ここから先は個人的な内容になるので、興味のない方はスルーしてください。
実はポッター、4歳と5歳で知能検査を受けています。
4歳の頃は通っていた幼児教室の検査で正式なものではなかった為、5歳の頃は専門の研究所でビネー式の検査を受けました。
何故受けたのかというと、とても育てづらい(周りの子と上手く遊べない)子だったからです。
原因が知りたかったんですよね…。
乳幼児期は問題行動が多くて、いつも悩んでいましたから
4歳の頃に受けた幼児教室の検査は、「記号(数・音・色)」「図形(形・位置・方向)」「概念(言葉)」の項目のそれぞれに「思考」と「記憶」が入っているものでした。
既にこの頃から理系脳だったようで、「図形」>「記号」>「概念」という結果でした。
この時に出たIQは180という異常値。
ポッターが周りと上手く接することができない原因がわかった気が…。
ただ、幼児期の早期教育によってIQが高く出ることはよくあるので、数値自体の信憑性は低いだろうと思っていました。
その年度で幼児教室は辞めましたが、家庭学習で「なぞぺ~」や「チャレペ~」をやっていました。
ポッターはこういうドリルが大好きで(^^ゞ
そして、小学校に入る前にきちんとした検査を受けてみようと思い「ビネー式」を受けに行きました。
やはり理系脳のようで、「記号」>「図形」>「概念」という結果となり、IQは140超でした。
元々の能力はあるのだから、伸ばしていけたらと思ったのですが…。
ポッターはこだわりの強い子で、好き嫌いがはっきりしていて興味のないことは絶対にやらないタイプでした。
その為、国語と社会に関しては全く興味を持たず
中学受験時は「算数・理科」と「国語・社会」の偏差値差が恐ろしいことになり、酷いときで30以上ありました。
今になって考えると、子供の興味を引く面白い授業ができる先生に国語と社会を教わることができたら良かったのかなと…。
塾嫌いだったので通塾はしませんでしたが、塾嫌いになる前(低学年の頃)からそういう先生のいる塾に通わせることができていたら、何か変わったのかもしれませんね。
でもまあ、最終的には国語も社会もある程度できるようになったので良かったんですけど(^_^;)
やはり「概念(言葉)」の項目は、やれば伸びるということです!
そんな感じで中学受験で少し失敗はしましたが、中学~高校の環境も合っていたし、大学受験も成功したので良かったのかなと
問題は、大学から
興味のある研究室に入れるよう、一生懸命努力してほしいです!