苦悶の表情の中に恍惚の顔を見るのです。 | 生き残りの私の呟き

生き残りの私の呟き

自死遺族の私が
笑って過ごす
。:+((*´艸`))+:。
ソロ活動ブログ

あの日。

あの刻。


巨乳……

もとい笑い泣き


心の臓を

わし掴みにされました。


それは今でも時折

事あるごとに。

折に触れては

突然

襲ってきます。


ぎゅっと

力一杯掴まれ。

締め付けられ。


痛くて。痛くて。

苦しくて。苦しくて。



その痛みは。


彼方に還ったものが

握り返している

痛みであるのかもしれません。


此処にいるよ。いるよ。

いるよ。


ならば。

もっと強く。強く。


思い切り

掴んでくれ。


止まりかけている鼓動が

再び

踊りだすように。


「蘇生」


苦悶の表情を浮かべる私に

ほんの一瞬。


恍惚の顔が現れるのです。



哀しみや苦しみの上でしか

成り立たない幸もあるのかもしれません。


弱さから

掴める強さがあるのかもしれません。


醜さから膿だす美しさも。



私が小太郎を迎え

日々を積み重ねてきた

この城は私の名義ではありません。


名義人の事情により

差し押さえなるものが

つけられております。


小太郎との暮らしを守るため。

私は籠城し

占拠し

立てこもりを続けました笑い泣き


今から死にます。と出ていった

母親の後ろ姿を

この城から

小太郎とふたりで見送ったのです。


この子は家族と違い

自分の生きる道を

自分で選ぶことが

できない命だったゆえ

私とは運命共同体でした。


私が路頭にさ迷う訳には

いかなかったのです。


此処から送り出すんだ。

その一心で。



名義人より

差し押さえの解除がされた連絡が

きました。


これまで

滞ることなく

返済に勤しんでくれたことには

感謝の念を抱いております。


小太郎亡き今。


この城に

籠城する理由はなくなりました。


世の戯れ事も

人間嫌いの私には

もはや勝手にしやがれでありますチュー


ただ。


コタさんは。

人が大好きだったんです。



57。


去年の記事に綴らせて頂きましたが


面白きことに。

そのように事が運ばれ

身支度が整ってきたようです照れ


あと半年。


良きも悪しきも

ケリを。カタをつける。




嵐が去ったあと。


ほんの一瞬ですが

海原は穏やかに

水平線が綺麗に見えるのです。


まるで

そこは

この世の果てのように。


船出には絶好の日和でありましょう。











16年。
新しい同じものを買い与えても
見向きもせず。

お気に入りだった
ボロ雑巾のようなヌイグルミを
持たせました。


人事を尽くして天命を待つ身。


和して同ぜず。

和して流せず。


協調はしたとしても。

安易に同調せず

信念をもって流されず。


最後まで読んで頂き

ありがとうございます照れ


弔い合戦。


それは

結界が張られた

あちら側のものを


羨んだり

妬んだり。ハメたり

奪ったり壊したりすることでは

果たせないと知りました。