誓願寺【尾張】美濃路 | 第六天魔王の天下統一記

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第六天魔王(織田信長)になったつもりで史跡を中心に巡る小旅行記です( ̄∇ ̄*)ゞ

熱田神宮南交差点の歩道橋で国道1号線を渡り、国道19号線へ。
ここは東西に1号線が走り、北への19号線(重複して国道22号線)の起点で、
南への国道247号線の起点です。

旧街道も宮宿で東海道から美濃路(重複して佐屋街道)が分岐している。

渡って直ぐのファミマ。
電池式充電器を買って小休止。

コンビニをただ写してるのではなく、ここは岡部又右衛門家跡。

南の入口に案内。
岡部又右衛門家は代々熱田の宮大工。

此言とその子此俊は信長の大工棟梁として安土城造営に携わる。
映画「火天の城」の主役・西田敏行ですね。
まだ観てませんけど( ̄▽ ̄;)
自動録画されてたのに、観ようと思ったらオーバーで自動消去(-""-;)
その内また録画されるでしょう。

此俊の子宗光は秀吉による方広寺大仏殿造営。
家康から名古屋城築城の御大工頭を命じられたが途中で没。

直ぐ北のパーキング(ここも前週は満車だった( ´Д`))
ここの入口にも案内。

笠亭仙果出生地です。
て、誰?( ̄▽ ̄;)
歩きじゃなきゃスルーだな(^^;
戯作者です。

次は小学生でも知ってる超有名人(* ̄∇ ̄)ノ

19号線の向こうに熱田神宮西門。
今回は後で別所でお参りするので通過して、
誓願寺。

門前に「右大将頼朝公誕生舊地」の石碑。

源頼朝出生地です。
平安時代末期は熱田大宮司・藤原氏の別邸でした。

藤原季範の娘・由良御前は源義朝の正室となり、
実家に帰って別邸で頼朝を生んだと言われます(久安三年・1147年

平治の乱で敗れると義朝一行は東国へ。
頼朝は途中ではぐれて美濃で捕まり、
義朝は野間(熱田の南の知多半島)で殺されます(平治二年・1160年)

この時、季範と由良御前は亡くなってて、
季範の子・範忠は協力的ではありませんでした。


その後、別邸跡に善光上人(妙高尼日秀)が
織田信秀(信長の父)の援助で誓願寺を創建(享禄二年・1529年)

善光上人は人質時代の竹千代(家康)の教育係で、
尾張藩も保護したので山門に葵紋。

山門からは入れませんが脇から入れる。

入った所に尾張名所図会の誓願寺。
江戸末期~明治初期に描かれたもので、右が北で東の下が熱田神宮。

左下が誓願寺で、本堂の裏(上)に頼朝誕生水と頼朝祠。
これらは戦災で焼失。

右(北)にきよめ茶屋があり、熱田神宮参拝者はここで身を清めた後に行きました。
(今は境内に)
そしてここには平清盛に頼朝の助命嘆願した
池禅尼(清盛の継母・季範の伯母)の池殿屋敷があったと言われます。

戦後再建された本堂。
これにも葵紋。
中の門は締まってて入りにくい雰囲気(^_^;)

1月14日