強い企業文化、従業員第一、利他の精神、型破りな発想、等の特徴を持つ企業で伸びている企業はサウスウエスト航空以外にもたくさんある。この本は、そういう会社を15社ほど取り上げています。企業文化とは、仕事とは、について考える上でよい教材になるでしょう。
ただ、サウスウエスト航空のみについて書かれた前作「破天荒!―サウスウエスト航空 驚愕の経営」のほうが読み物としてはお薦めです。
なお、本書の原題は「GUTS!」。経営トップはガッツが必要だと。ちなみに前作の原題は「NUTS!」。確かに、成功している企業のトップは変人かバイタリティの塊かその両方か、という人が多い。
以下、備忘録
「幸せな」従業員は生産性が高く、忠誠心が旺盛（ギャラップ調査）
従業員を大切にすれば、それにこたえて従業員もまた顧客を大切にする（SASインスティチュート）
目標のない成功には達成感がない（USAA）
好きな仕事を自由にさせれば、失敗するより成功する確率が大幅に伸びる（セムコ） ※「奇跡の経営」もお薦め
破天荒!2 仕事はカネじゃない!/ケビン・フライバーグ
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