クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
無料体験レッスンを行っています。
レッスンクラス、発表会等、詳しいことは、ホームページをご覧ください。


世間の皆様も、コスモスの会の皆様も、多分、不思議に思われている
このちょっと、少女趣味の名前・・・「クラシックバレエ コスモスの会」
今日はそのことをお話しします。
秋桜の季節を迎えます。大好きな花です。
秋桜の咲き誇る10月。私は生まれました。
長女でしたので、初めての子育て、
母は私の夜泣きに大変でした。
きっと、無我夢中で育ててくれたことでしょう。
最晩年、私の誕生日に母を、入居していたケアハウスに訪ねました。
「私はみーちゃんが可愛くて、可愛くて、お花赤ちゃんと呼んでいたの!」
懐かしそうに話す母、
後ろの森の道を母の車いすを押して歩いた。
生えていた野草や、美しい落ち葉を母に渡し、
ふたりで過ごした平和な時間・・・
母がいた最後の誕生日・・・
(母は2013年5月に、あっという間に亡くなってしまいました。)
母との日々は、まだずっと、続くと信じていた・・・
私には4才年下の妹がいます。
母はふたりの娘をそれはそれは可愛がってくれて、
11月生まれの妹を山茶花に、私をコスモスにたとえて、
愛し慈しんでくれました。
華道を長くしていたので、花に見立てたのかしら・・・
毎年お誕生日には、秋桜という文字を入れた短歌を贈ってくれました。
それは私が娘時代から、続いていました。
母の短歌・・・私の宝物!
母だけは全てを知り、私を応援してくれた・・・
本当は、大変なお嬢様だったのに、
そんなことは微塵も見せず、父に仕え、家族に仕え、
自分を捧げ尽くして、生涯を終えました。
バレエのお教室の名前を決めるとき、
母を想い、すぐに、「コスモスの会」が浮かびました。
私の義理の姉である、笹本公江先生は日本のバレエの草分け的な存在です。
日本人唯ひとり、ヴァルナのバレエコンクールにて振付賞を頂いた先生です。
また、ローザンヌコンクールの日本人最初の審査員です。
大変厳しい先生でしたが、才気溢れた方でした。
私が唯一誇れるものは、先生から伝えられた基本!
コスモスの会を始めたときは、
笹本バレエ学園のクラス担当もしておりましたので、
お教室のネーミングには正直、気を遣いました。
以前ブログでも、確か「コスモスの会の名前の由来」というタイトルで
記事を書いたことがあります。
その記事をケアハウスにて母に見せたら、
涙を流し、喜んでくれました。
母については、ブログでも、何回か書きました。
私にとり、母は今も生きる支えとなっています。
天の国で私を見守ってくれている・・・
いつか、再会の喜びがある!
母を想い、自分を律しています。
「そんな・・・!」というような、URAGIRI を知っても動揺を隠せました。
生徒のお母様方の子供への無私の愛を目の当たりにするたびに、
胸が熱くなるのです。
以前にも掲載したことがある、母と私の写真。中学の卒業式でした。
コスモスの会の名前は母に捧げた名前だったのです。