クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
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今回は、帰って来た、中2の”王子”M君のことを、書こうかな・・・と思います。
彼は、今年の4月の、コスモスの会の発表会には、出ていないので、掲載する写真は
ありません。
4月29日、発表会当日、廊下で彼とすれ違い、私、深く考えずに、思わず声を掛けてしまいました。
「8月のプレコンクール出ない?」
「はい!」
目が頷いていました。
私は、全て、直感で行動します。
1年位、バレエから離れていた彼に、何かインスピレーションが働き、声掛けをした私でした。
コスモスの発表会が終わり、さて彼は?
はい!予想通り、来ましたよ。堂々と!
何食わぬ顔で。
本当は、ドキドキ位したのかしら?
何しろ、お母様がおっしゃるには、
「心臓に毛が生えています」とのことです。
私のインスピレーションは、発表会当日、ここまで、私に言わせていたのでした。
「バジルを踊ればどうかしら?」
バレエ「ドン・キホーテ」の第三幕の”バジルのバリエーション”は、超難度の男性バリエーションのひとつ。
あの有名な、熊川さんが、ローザンヌにて金賞を獲得した時も、このバリエーション
でした。
熊川さんを尊敬して、憧れていた彼です。
彼は”バジル”に魅かれて、現れたのかもしれません。
何に魅かれてだって、どうでも良いのです。
また、バレエを始めてくれたことが、嬉しい私でした。
コンクールの練習は、クラスが終わった後に、行われます。
始めのひと月位は、彼の頭に振りがなかなか入らず、困りました。
7月に入った位から、彼は変貌を遂げていたのです。
逞しい”バジル”の誕生です!
まず、驚くことは、そのジャンプの高さ!これは、大変有利です。
そして、回転のスピードの速いこと・・・フィギィアスケートのスピンの如く回る。
それから、力の抜けた上半身、手や腕や、首等、表現力まである!
休んでいたとは、真っ赤なウソで、どこかで、レッスンしていたの?
そう、思っちゃう位ですが、休んでいた証拠に、バァレッスンは全く忘れている・・・
つまり、器用なのです。運動神経が凄いのです。
そして、やはり、バレエが好きなのでしょう。
実は、器用過ぎるところが、私の心配でもあります。
何でも、簡単にこなしてしまえば、イチバン大切な、”ひたむきさ”に欠けるのでは。
そう、心配していますが、再びバレエを始めた彼を信じましょう。
M君、あなたに欠けているものは、基礎の練習です。不器用さです。
不器用な人は、丁寧に黙々と努力することしか出来ない。ひたむきに。
雰囲気、運動神経、魅力全てに恵まれたあなたが、ひたむきに努力したら、あなたに
敵う人はいません。
この私の言葉を噛みしめて、遅れずに、レッスンに励んでください。バァの始めから来るのよ!
そうすれば、嘗て、あなたの抱いていた大きな夢も叶う可能性は高いです。
このように、ノーブルで観客を惹きつけていた彼は、逞しい、魅力的な”バジル”になりました。
”王子”と呼ばれていた彼。
彼の成長を見守っていきたいと思います。
7月20日のケアハウスにてのバレエは、生徒たちの心に、お母様方の気持ちに、私に、素晴らしい感動を与えてくれました。
入居者の方々の涙、感動が、また新しい涙、感動となることを知りました。
年の若い生徒たちの心に贈られた”感動”・・・私の思いもよらない展開に、感謝しています。
「主は生きておられる!」
お手伝いをしてくれたYちゃんのお母様もいらしてくださり、こまごまと私を助けてくださいました。
水曜日、その時の写真を沢山くださいました。一部、掲載します。
バレエの披露が終わり、生徒たちひとりひとりから、入居者の方々へ、折り紙を幾つかずついれた袋を、お手渡しでお贈りしました。
みんなで、「幸せなら手をたたこう」を歌います。
ケアハウスの皆さんへ、プリザーブドフラワーをお贈りしました。
最後に前にもう一度、並んで、皆さんにご挨拶。中2のKちゃんがマイクを。
お手伝いしてくれた3人。中3のYちゃん、Mちゃん。
Kちゃんの後ろに私もいます。
感謝の1日でした!
話は変わり、我が家のまるちゃんの写真も掲載します。
上と下の写真は、生後3か月か4か月。
下の写真は、半年位でしょう。